今はこのレベルのハンドピースがこの値段で買えるんですね。
おしゃれな紙箱パッケージに収まって説明書は日本語。
コンプレッサーについて
圧力はプラモデルの塗装には十分。1/24カーモデル等を一気に吹きたいユーザーは力不足を感じるかも。
タミヤの安い方(この商品の3倍以上の価格;)で痛い目に遭った事があるので、金魚水槽ポンプ系ミニコンプレッサーは信じてなかったのですが、極端な脈動もなく1/12フィギュアサイズのグラデーション塗装レベルであれば問題なく使えます。
電源を切らない限りエアが出続けますが、どういう構造なのかピースを一旦止めて再び吹いても『プシュッ』となりません。
気になった点として、電源ボタンが一つでオフからハイ・ミディアム・ロー、オフとなりハイからオフにするまでに3回押さないと止まらない事。3段階の圧力調節は外してオンオフだけで良かったと思います。
欲を言えばホースも付いていたら良かったと思いますが、そうすると普通に2千円ほど高くなるので;
ハンドピースについて
国内最大手の悪口言いたくありませんが、タミヤ印の工具は初期の頃の刃物からエアブラシに至るまで痛い目に遭いまくって、ツインスターマークの工具は一切信じてません。マークの値段だと思ってます。
ノズル(ニードルとペアの口径を決める部品)の欠けたピース単体1万以上で売って『そういう仕様です』『ユーザーの責任です』―実話。
最悪の国内製品を知っているので、『あれより酷いピースは存在しない』とやや甘いですが
精度は及第点、普通のタンク付きオイルレスコンプレッサーに繋いでも問題なく使えます。
このセットで使う時はハイでもボタンが戻らない事がありましたが、いろいろ試すうちに症状が消えました。
一般的なダブルアクションなので、押し下げ加減でエア調節・後方へ引き塗料量です。
ので、唯一気になったのが日本語説明書の記述で、
ピース後部のニードルアジャスターはボタンの引きしろを制限する部品で
最も前方に締め切ってもボタンが引けなくなり塗料が流れなくなるだけで
エア供給には関係ありません。このネジを空気調整ネジとしている製品も知りません。
この商品で確認しました。締め切ってもボタンを押し下げる事は出来るのでエアは出ます。
メタリック・金属色用にもう一本欲しいです。