沖縄・石垣島の名酒造 請福酒造

請福酒造は、1949年に漢那憲副氏によって創業された沖縄県石垣市の泡盛蔵元です。 独自の直火釜蒸留器を用いた製法で、八重山地方において高いシェアを誇る「直火請福」や、100％古酒の「請福ビンテージ」などを生み出してきました。

1983年、泡盛業界で初めて「減圧蒸留式泡盛」を発売。 その後、2001年には独自開発した直火釜蒸留器を用いて「直火請福」としてリニューアルを果たしました。 伝統を守りながらも、新たな技術を取り入れる姿勢が、多くの泡盛ファンを魅了し続けています。

請福酒造は、泡盛そのものだけでなく、泡盛をベースにしたリキュール類の製造にも力を入れています。 特に、南国の果実をふんだんに使用した「請福ゆずシークヮーサー」や「請福梅酒」は、多くのファンに愛されています。

かつて沖縄の庶民に愛されていた芋酒「イムゲー」を復活させるため、請福酒造は旗頭となり、4つの酒造所と協力。 「IMUGE.」として、一世紀ぶりに復活させました。 請福酒造の「イムゲー」は、その品質の高さが評価され、「石垣島認定特産品」に選ばれています。

2024年には、沖縄唯一の日本酒製造で知られる泰石酒造の事業を継承。 泡盛だけでなく、日本酒造りにも挑戦することで、新たな可能性を切り開いています。

請福酒造の泡盛は、数々の賞を受賞しており、その品質の高さが証明されています。 1986年：請福「古酒」モンドセレクション金賞受賞 1994年：請福「古酒」沖縄県知事賞受賞 2005年：平成17年春季全国酒類コンクール泡盛部門「直火請福」2位受賞 2007年：請福「ビンテージ43度」沖縄国税事務所長賞受賞 2010年：「請福梅酒」天満天神梅酒大会 第5位入賞、「請福ビンテージ43度」沖縄国税事務所長賞受賞 2018年：「請福ビンテージ43度」沖縄国税事務所長賞受賞、JAL 新・JAPAN PROJECT 「國酒・琉球泡盛応援プロジェクト」泡盛リキュール部門大賞受賞 2019年：「請福ビンテージ43度」沖縄県知事賞、沖縄国税事務所長賞受賞 2020年：「請福15年古酒」沖縄県知事賞、沖縄国税事務所長賞受賞 2022年：「直火請福30度」酒屋が選ぶ焼酎大賞 泡盛部門優秀賞受賞、「請福ビンテージ43度」沖縄国税事務所長賞受賞 2023年：「直火請福30度」酒屋が選ぶ焼酎大賞 泡盛部門大賞受賞 2024年：「直火請福30度」酒屋が選ぶ焼酎大賞 泡盛部門大賞2年連続受賞