ブランチってナンだ？

ブランチング処理は、瞬間的に食品に高温のスチームを吹き付けることで、食品の酵素の働きを弱めることにより、時間の経過による品質低下を抑止することや、組織を軟化させて凍結による組織の破損を防ぐことにあります。

水揚げして殻を取り除いたウニは時間の経過と共に溶けはじめます。 殻付き活ウニの賞味期限は当日と言われるように、非常にデリケートな魚介類です。 今日では冷凍技術のさらなる発達により、形状を保持するための添加物(ミョウバン)を使用することなく、ブランチング製法を用いて、安心安全でより美味しいウニを製品化できるようになりました。 ミョウバン不使用により、特有の苦みやえぐみは無く、風味を損なうことなく、お召し上がりいただけます。

上図のシーフードはブランチングを施すことで、風味や食感など美味しい状態を保つことができます。

◆投稿者情報 このポストは 広島西部水産株式会社 EC店舗運営責任者の調理師 宮本伸彦 が投稿しました。 調理師免許 登録番号 ５９７８１