えびの背わたの取り方を国内で2番目に詳しくお伝えします
公開日:2024/10/21 更新日:2024/10/30一般社団法人 日本海老協会広報担当者様の声としてネットより抜粋
背わたのない海老について、天然むきえびは、調理するさいに手間がかからないように背ワタを抜いたものが最近は主流になっています。
天然、養殖エビともに、背ワタはあります。天然エビは加工段階で背カットまたはピン抜きにより、背わたを除きます。
養殖エビは、水揚げ前の約1週間前から餌止めをしているため、腸間に食物が残っておらず、背わた抜きしなくても目立たないと思われます。
弊店では国内メーカーの養殖えびを販売中です。
餌を与えないと背わたが「なくなる」わけではなく「目立たなくなる」ということで、まれに背わたの中に砂などが混じる場合もありますので、取り除いて調理する方が安全です。
背わたは、えびの背側にある黒い筋のように見える腸管のことで、ジャリっとした食感や臭いがあるので、調理前に下処理が必要です。
ちょっとした手間ですが、きちんと背わたを取ったえびの方が、断然おいしいので、ぜひお試しください。
えびは背中の中央を丸めて持ち、頭から2~3節目に竹串の先を入れます。
竹串と親指の腹で背わたをつかみ、ゆっくりと引き抜いてください。
えびの両足の間に親指を入れ込みます。
右手で1cmほど足を持ってクルリと回す感じ、コツを掴むと足に殻が付いてきて、億劫が病み付きになります。
えびをボウルに移し、片栗粉と塩を振りかけてよく揉み込みます。下ごしらえに片栗粉を使うのは、表面の汚れと臭いを取り除くため。塩によって浮き上がった汚れが片栗粉に付着するので、それを洗い流すことで雑味を取り除きます。
汚れが浮いてきたら、キッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。
◆投稿者情報
このポストは 広島西部水産株式会社 ならびに 有限会社マリンスター グループ会社EC店舗運営責任者ならびに調理師スタッフ 宮本伸彦 が投稿しました。
調理師免許 登録番号 59781