アワビの解凍、召し上がり方を国内で2番目に詳しくお伝えします
公開日:2024/10/21 更新日:2024/11/01その鮑は天使の海老で有名な株式会社ゴダックが輸入し国内で販売します。
オーストラリアのタスマニア島周辺海域で約4年をかけて育成したアワビを活のまま個別急速冷凍した、高品質・高級業務用食材のお刺身用冷凍殻付あわびです。
本品種はグリーンリップ種(ブランド名/翡翠の瞳)。殻の表面が緑味かっているのが特徴です。
日本で主に流通しているクロアワビとエゾアワビに比べて、身質が柔らかく風味があるので、お刺身にオススメです。
もちろん、煮貝やステーキ、しゃぶしゃぶなど、お好みに応じて召し上がりいただけます。
召し上がるぶんだけ、解凍用の水に直接、浸さないようビニール袋に入れ、5℃以下の氷水で約20分(可食部の真ん中を押さえて弾力を感じる程度が目安)解凍して下さい。
冷蔵庫での自然解凍、過熱解凍は美味しさが損なわれるのでお勧めしません。
貝の薄い方(上図▲緑)からスプーンを殻と身の間に入れて中心点から外縁に沿うように半周すると貝柱が剥がれ易いです。
残りは手で剥がすと肝を傷つけにくいです。 貝ひもと肝を包丁で優しく切り離してください(どちらも召し上がれます)。
身の先端に付いている口(上図〇赤)は食べられないので切り取り、あわびに塩をまぶし軽くこすり飲料水で洗い流せば、お待たせしました、大御馳走のはじまりです。
下図(〇赤)の砂たまりしやすい部分を外したのち、肝を包丁などで叩いてペースト状にし、醤油、みりん(お好みの調味料)と合わせて一煮立ちさせて出来上がり。
さあ!お刺身、バター醤油のステーキ、蒸しあわび、お客様の腕の見せ所でございます。
日々家族の健康を気にかけながら日常を過ごしているなか、大切な人たちの記念日やお祝いごとには特別な贈り物を探そうとすることがあります。
そんな時に選びたいのが、伝統的かつ縁起のよい、そして健康を象徴する贈り物として人気の「アワビ」です。特に、健康長寿を願う気持ちを込めたギフトとして非常に意味があります。
アワビは、古来、日本文化において長寿の象徴とされてきました。その理由の一つは、成長するのに時間がかかり、その過程が命の長さを表していると考えられているからです。アワビが長期にわたり自然の中で生育し、その生命力の強さから、子や親の健康を願う際の贈り物として最適です。特に親の大切な記念日には、普段なかなか手にできない特別な贈り物として喜ばれることでしょう。
◆投稿者情報
このポストは 広島西部水産株式会社 EC店舗運営責任者の調理師 宮本伸彦 が投稿しました。
調理師免許 登録番号 59781