このオニキスは何故安い？

「真っ黒のアーロンチェアが欲しい」 この問い合わせはよくいただきます。その度に案内していたのが、下記モデルです。

「え～！グラファイトと比べてそんなに値段違うの！？」 こちら一番安価なグラファイトカラー。

「リマスタードのグラファイト、昔に比べて明るくない？」なんて声も多いんです。 それも当然。昔のアーロンチェアはグラファイトフレームにペリクルがカーボンでした。 リマスタードのグラファイトは、フレームもペリクルもどちらもグラファイトです。これは、アーロンチェアがリリースされた時代と比べて、建物の壁が明るくなったことが影響しています。白っぽい壁に合わせて明るめにしたんですね。 基本的にアーロンチェアリマスタードは機能・性能全て一緒で色違いなだけですので、真っ黒が欲しいだけでこの値段差は大きいわぁ・・ということが非常に多かったです。 と、いうことで、工場に発注しましたよ。真っ黒が欲しい人向けの価格を抑えたモデルを。

Bサイズの仕様を例にすると 品番：AER1B23DW ALPBKBLXBKBBBK23105 アーロンチェア：AER1 サイズ：Bサイズ：B ハイトレンジ：スタンダードハイト：2 チルト：リクライニング範囲設定＆前傾機能：3 アーム：フルアジャスタブルアーム：D アームフィニッシュ：ビニールレザー：W サポートオプション：ポスチャーフィットSL：ALP フレーム：ブラック：BK シャーシ：オニキスウルトラマット：BLX ベース：ブラック：BK キャスター：カーペット用：BB アームパッド：ブラック：BK 8Zペリクル：ブラック：23105 保証期間：本体12年　シリンダー2年 高いやつと何が違うのって。ベース部分（脚部分）だけです。 それがページトップの脚の写真です。もう一回。

左が安い方【ブラックベース】 右が高い方【オニキスウルトラマットベース】 この違いは素材です。 ブラックベースはガラス繊維入りのナイロン。オニキスウルトラマットベースはアルミダイキャストに塗装です。 高い方が機能・性能がいいとか、素材による優越無し。 ただ真っ黒いアーロンチェアが欲しいという場合は、アルミダイキャストストに塗装じゃなきゃ絶対ダメって強い意志がない限り安い方がおすすめです。 アルミダイキャストみたいに冷たくもないですからね。この寒い時期に冷えたアルミダイキャストが靴下越しに堪えます・・ 色々情報調べて品番詳しく見た人は気づいたかもしれませんが、これ、公式で出してるゲーミングエディションとほぼ同じです。で、そっちよりも安いんですよね。キャスターをカーペット用にしたから。 これフローリングはフローリング用じゃないとダメってことはありませんから。アーロンチェア＋ユーザーの体重が8時間程度床にかかるわけですから、ウレタン製のフローリング用にすれば傷つかない！なんてあるわけないです。ウレタン製のフローリング用を使用するのはあくまで滑り止めという意味合いが強いです。って言っても後述するブレーキングがついていないと滑りますけどね。 アーロンチェアにはブレーキング機能がついてるDC1キャスターというものがあります。これは人が座っていないと動きにくくなるキャスターです。主に、立ち上がった際に膝裏あたりにあたって椅子動くのヤダ。というケースで採用されます。他にもありますが、ほぼこれです。 ブラック欲しい人あつまれぇ～ってノリでね。 黒いの欲しかった方、買ってください。おすすめです。