そもそもクランプとは何なのか。モニターアームをデスクに設置するために必要なパーツです。このクランプをデスクに設置し、そこにモニターアームを挿しこんで使用します。
弊社で通常在庫として展開しているのはフロー、オーリン、リマ、フローXの4種類のモニターアームです。
リマはクランプとポストが一体型ですので選択肢はないです。
フローXもクランプのラインナップをこちらで絞っているので選択肢はないです。
そのため、フローとオーリンを設置するために必要なクランプを本記事内で紹介していきます。
弊社で取り扱っているクランプは下記の5種です。
・スプリットクランプ
・トップマウントクランプ
・エクステンデットハイトクランプ(スプリット)
・グロメットクランプ
・スルーデスククランプ
どれを選べばよいのか。
経験則的に九割方スプリットかなと感じています。
そもそも何故、庄文堂はアームとクランプをバラバラに売ってるんですか。わかりにくいんですが。と、たまに言われます。
答えはユーザーの環境がユーザーの数だけ存在するからです。モニターアームはデスクに設置することが多いと思いますが、デスクの形状や天板の厚み、置いてある場所など皆さん異なりますからね。
目的だって違います。モニターを1面で使う方、2面で使う方。上下でセッティングしたいからエクステンデットハイトがいいとか、ケーブルクラスターになってしまうからすっきりさせたいという理由で天板に穴を開けてグロメットという方もいます。
まずはどのような環境でどのような作業をしたいのか、そのイメージをもって環境を整えていくことが大事です。その環境にモニターアームを入れ込む際、どこにどのように設置するか、選択肢を持たせるために、ポピュラーなフローとオーリン向けのクランプを多数用意しています。
Q . モニターアームの選び方で相談してもよいでしょうか。
A . 問題ございません。高価な製品となりますので、気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
Q . クランプとは何ですか。
A . モニタアームを設置するために必ず必要なパーツとなります。バリエーションが豊富なため、弊社ではアームとクランプをセットではなく単体で販売しています。
Q . クランプにはどのような種類がありますか。
A . 一般的によく選択されるのは幅広い机の厚みに対応するスプリットクランプです。対応する机の厚みは薄いですが設置作業がスプリットクランプより楽なトップマウントクランプ、机に穴を開けて設置するグロメットクランプやスルーデスククランプ、エクステンデットハイトクランプなどがあります。
Q . スプリットクランプの特徴を教えてください。
A . 机の天板に挟み込み、下からネジを締め上げて固定します。固定部分をスプリットすることで、13mm~65mmの天板厚に対応。天板を約6cmほど挟み込むため、途中で障害物がある天板には設置できません。最もポピュラーなクランプです。
Q . トップマウントクランプの特徴を教えてください。
A . 机の天板に挟み込み、上からネジを締め上げて固定します。12mm~25mmの天板厚に対応。天板を約5cmほど挟み込むため、途中で障害物がある天板には設置できません。上からネジを締めるという事が最大のメリットです。楽です。
Q . グロメットクランプの特徴を教えてください。
A . 机に直径75mm(プラスマイナス5mm)の穴を開けて設置します。コード用の穴も一緒に開けるようになります。
Q . スルーデスククランプの特徴を教えてください。
A . 机に直径13mmの穴を開けて設置します。取付用のネジが35mmと75mmで2種類あり、スルーデスククランプ本体と一緒に購入する事で設置可能になります。35mmネジの方を在庫します。
Q . エクステンデットハイトクランプの特徴を教えてください。
A . 通常のクランプより20cm高い位置にアームをセットできます。モントを使用した際、一緒にモニターも上にあげることができます。そのほかにも、通常のクランプと一緒に2本使用すれば、縦2枚のセッティングが容易にできます。
Q . 180度 / 360度回転設定はどちらを選べばよろしいでしょうか。
A . 使用感だけで言えば360度回転設定が良いと思います。壁にぶつからないようにということで180度設定にされていらっしゃる方も多いです。
Q . セッティングに工具は必要でしょうか。
A . いずれのクランプも同梱された六角レンチでセッティングします。
Q . クランプのワークトップパーツを失くしてしまいました。パーツだけで購入できますか。
A . 可能です。が、国内に在庫がないため海外から取り寄せで約10週、本国からの送料も頂戴しますのでそれなりの金額になることはご理解ください。