蜂蜜は固まることがあります

蜂蜜が白く固まったり、シャリシャリするのは自然な現象です。原因は「ブドウ糖」。 蜂蜜に含まれるブドウ糖は、気温が下がったり水分が少なくなると結晶になりやすく、これが固まりの正体です。 蜂蜜の種類によっても固まりやすさは違い、ブドウ糖が多い蜂蜜ほど早く固まります。 固まった蜂蜜は、40℃くらいのぬるま湯で温めると元に戻せます。 固まっても品質には問題ありません。安心してお召し上がりください！

菜の花やクローバーの蜂蜜はブドウ糖が多く、特に固まりやすい種類です。 一方、れんげやアカシアの蜂蜜は果糖が多く、固まりにくい特徴があります。 蜂蜜の種類によって固まり方に違いが出るのも、自然の恵みならではです。

最近、ユーチューブなどで「固まらない蜂蜜は偽物」と言われることがありますが、これは正しくありません。 ・偽物の蜂蜜（加糖されたものなど）は固まりません。 ・本物の蜂蜜は、基本的に自然と固まります。 ただし、すべての本物の蜂蜜が必ず固まるわけではありません。 れんげやアカシアなど、一部の花から採れた蜂蜜は「果糖」が多いため、固まりにくい性質を持っています。 つまり、固まらない＝偽物とは限らないのです。 蜂蜜は「どの花から採れたか」で性質が大きく変わる、自然なもの。安心してお楽しみください。

冬場の蜂蜜は、気温が低いためカチカチに固まることがあります。 実際には、こんなふうにしっかり白く固まった状態になります。（画像参照） 当店では、食べやすい状態でお届けするため、一つずつこたつの中であたため、固まりを防いでから発送しています。 こたつでゆっくり温めることで、蜂蜜に含まれる酵素を壊さず、自然のままの美味しさを守りながら、なめらかな状態にしています。 手間はかかりますが、大切な贈り物だからこそ、ひとつずつ丁寧にお届けしています。

もしご希望があれば、カチカチに固まった状態の蜂蜜もお届けできます。 ただし、結晶化しているため、じゃりじゃりとした食感がありますのでご了承ください。 ご希望の際は、ご注文時にご連絡ください。