サンタローサが考える高品質なオーガニック製品とは。
「お客様に安心の品質を届けるだけでなく、 生産者の環境も安心でいられるモノであること」
お客様に、安心の品質を使用していただくだけで支援につながる製品をお届けしたい。
サンタローサは、オーガニック製品を通して、生産からお客様のところまで一貫した
安心の環境をご用意できるよう常に考え続けています。
そして、わたしたちはオーガニックはサステナビリティの最前線と考えます。
サンタローサは、オーガニックや農薬不使用の商品を100種類以上取り扱っています。
「人と地球に優しいモノ」をコンセプトに掲げ、契約農家をはじめ、日本国内や世界各国から厳選して商品を仕入れています。
オーガニック認証、または農薬・化学肥料不使用を基準に、品質・品種・栽培環境にこだわる商品を絶えず追求しています。
止めることなく、最高の品質を求め続けることで、お客様の質の高いオーガニックライフをサポートできると信じています。
生産者との関係では、農薬を使用せずに良好な環境での生産ができるよう、取引を通じてサポートしたいと考えています。
農薬を使用しない取り組みは、生産者の健康を守るだけでなく、自然環境の保全にも寄与すると考えています。
オーガニック製品に留まらず、農薬不使用の製品にも力を入れており、特に小規模農家とのフェアトレードは、貧困の減少、健康の向上、 そして教育の改善を実現し、さらなる豊かさをもたらすと確信しています。
このような取り組みは、サンタローサのビジョンである「次世代の笑顔に繋がる」ことを実現するためのものです。
サンタローサは、オーガニック製品とフェアトレードの理念を通じて、人々や地球に優しく、持続可能な社会への貢献を目指しています。
今後も、恵まれない環境にある人々をサポートする考えを持続していくつもりです。
サンタローサでは、商品の製造における2つの大きなコンセプト、「高品質」と「フェアトレード・社会貢献」を大切にしています。
■高品質
数あるサンプルから最高のものを厳選し、お客様からの高い評価を得られる商品を提供することを目指しています。同じ商品でも、風味や品質は大きく異なることがあります。私たちは、長年の経験からお客様からのご期待に応えるべく、高品質なものご用意できるよう日々努めています。
■フェアトレード・社会貢献
フェアトレードとは、公正な取引を意味します。特に開発途上国の生産者との取引において、安価な仕入れが生産者の生活環境を厳しくしていることが知られています。この問題への対応としてフェアトレードが始まりました。サンタローサでは、商品の78.6%がフェアトレードに関連するもので、具体的な例をいくつか紹介します。
【バニラビーンズ:マダガスカル】
マダガスカルの生産者組合は、農薬を一切使用せずでバニラビーンズを丁寧に栽培しています。
そこで採れるバニラビーンズは海外オーガニック認証・フェアトレード認証を受けています。
最近、バニラビーンズの価格が急騰して盗難や争いが増え、市場に出ているバニラの多くは生産者の情報が追跡できない状態です。
しかし、サンタローサのバニラビーンズは透明性の高い取引を保ち、生産者の情報が明確です。これにより、地域への支援も実現しています。
【月桃、ゴツコラ/つぼくさ:東ティモール】
東ティモールは2002年に独立し、アジアで最も新しい国として知られます。
独立後も失業率が40~50%と高く、国内には大きな社会問題が存在します。
国の主要な産業は農業で、特にコーヒー豆の生産が盛んです。しかし、コーヒーのフェアトレード取引だけでは生活の大きな改善は見られません。
この問題に取り組むため、サンタローサは数年前からNGOと協力し、有機ハーブの輸入を開始しました。
結果として、現在取引量は年々増加し、地域の生活向上に少しでも寄与していると感じています。
【ダンディライオン、レッドクローバー、フェヌグリーク:ミャンマー】
ミャンマーの小規模農家との直接取引を通じ、サンタローサはコミュニティトレードのスパイスハーブを提供しています。
多くの開発途上国では、仲介業者の存在で生産者は十分な収益を得られないことが一般的です。
しかし、コミュニティトレードのアプローチでは、生産者と直接取引を行うことで、彼らの収益を確実にし、より良い未来を実現する手助けをしています。
この取引形態により、生産・販売の全過程が透明になり、トレーサビリティシステムを導入して情報を明確にすることも可能です。
サンタローサは、このように生産者や地域を支援する商品を中心に取り扱っています。
安価な商品の取り扱いも可能ですが、私たちは生産者の生活環境を向上させる商品を選びます。
サンタローサの商品は市場平均よりも価格が高いかもしれませんが
ご購入いただくことで開発途上国の支援が実現します。
サンタローサは、オーガニック製品の提供だけでなく、有機加工認証・有機小分け認証(日本のオーガニック認証)を取得しています。
この認証により、厳格な管理の下で「生産から製造、そしてお客様の手元に届くまで」の一貫性を保ち、高品質なオーガニック製品をご提供しています。
オーガニック認証は、生産者の「地球環境や社会への思い」を形にするものです。
日本のオーガニック食品市場のシェアは1.68%とまだ小さいです。
オーガニックの先進国であるデンマークの市場シェアは12.1%、スイスは10.4%、オーストリアは9.3%と、これらの数字から日本のオーガニック食品の浸透が遅れていることが明らかです。
より多くの日本人にオーガニック食品の魅力を知ってもらうための取り組みが必要と考えます。
サンタローサは現在、日本国内に2つの有機契約農家と1つの農薬不使用の契約農家を持っていますが、
今後も全国の有機・農薬不使用農家との連携を強化し、オーガニック食品の日本市場での浸透を促進していきます。
商品をお届けする際に大切にしていることは、「清潔で無駄のない配送」です。 過剰な梱包を避け、シンプルかつ清潔な配送を目指しています。商品が届いた際の、お客様の喜びを第一に考えています。
サンタローサでは、過去数年間、脱段ボール、プラスチック削減、紙使用量の削減および再生紙の導入を進めています。
サンタローサは、今後も地球環境を意識した取り組みを継続し、さらなる梱包の改善に努めてまいります。
【脱段ボール】
以前、商品はエアークッションで一つずつ梱包され、段ボールに入れていました。
2019年からこの方法を見直し、紙包装へと切り替えました。その結果、段ボールの使用率が0.4%未満になりました。
紙包装はお客様にも好評で、廃棄も簡単というメリットがあります。
【減プラスチック】
商品特性上、紙の緩衝材だけでは不安があったため、エアークッションを使用していました。
しかし、商品のサイズを再検討し、エアークッションなしで、複数の商品を一つのOPP袋にまとめる方法を採用しました。
この変更により、プラスチックの使用が大幅に減少しました。さらに、封をする際のテープが紙包装に取り付けられているため、 別途のビニールテープやガムテープの使用も削減できました。
【紙使用量の削減・再生紙の導入】
お買物明細の印刷には、環境や地域社会を考慮し適切に管理された森からの生産品としてのFSC認証を持つ紙を使用しています。
さらに、再生紙の使用を増やし、注文時に納品書が不要かどうかの選択を提供することで、紙の使用を削減しています。
これにより、予想された紙の使用枚数73000枚から51200枚へと大きく削減することができました。
【お客様からの声】
「迅速で丁寧な発送」「梱包に清潔感があり、気持ちが良い」
「パッケージがシンプルで清潔感がある」「商品の発送が迅速で、梱包が美しく、無駄がない」
これらのような多くの肯定的なフィードバックを頂戴しています。
「オーガニックの品質をお届けするためには、私たちスタッフの心身の健康が欠かせません」
オーガニック製品を選ぶ背景には、心身の健康を求める気持ちがあります。そのため、製品を手渡す私たちも健康でなければなりません。健康でない私たちが、良質な製品を提供することは難しいと信じています。
そこでサンタローサは、オーガニック製品の提供と同時に、働きやすい環境の実現にも力を入れています。
サンタローサのスタッフの60%以上は女性であり、子持ちのスタッフが90%以上を占めています。そのため、一人ひとりの生活環境や個性を尊重し、風通しの良い職場環境を目指しています。
定期的にスタッフとコミュニケーションを図り、各人の状況や意見を共有して働き方を考えています。特に子持ちのスタッフには、勤務時間の調整など、柔軟な対応を心掛けています。
職場内では、好きな音楽を流してリラックスしながら作業することができ、休憩時には無添加のお味噌汁や手作りのスイーツでリフレッシュできます。
私たちの目標は、毎日を「また明日がんばろう!」と前向きに過ごせる職場を作ることです。
私たちは職場をただの労働の場としてではなく、明るく元気になれる場所、自分の存在が認められる場所として提供したいと考えています。人生の大部分を仕事に費やす現代、その時間を有意義に過ごせる環境を整えたいと思っています。
そして、パートタイムからスタートしても、正社員への昇進のチャンスや、オーガニックに関する知識を深めるための資格受講のサポートも行っています。有機認証を持つ企業として、先進的な情報をスタッフ全員で共有し、継続的に学び成長する環境を提供しています。
私たちはまだ小規模な会社ですが、手の届く範囲での改善を日々実施し、スタッフ一人ひとりが笑顔で働ける環境を目指して取り組んでいます。
サンタローサが創業から追い求めているのは「次世代の笑顔の実現」です。質の高いオーガニック食品の提供を基軸に、生産者との公正な取引やフェアトレードの理念、そして将来的には開発途上国の支援と雇用の提供を目指しています。
【弊社のビジョン】
開発途上国での経済、衛生、教育の課題解決を目指し、次世代を明るくする持続可能な取り組みを推進します。
【特定のターゲット】
特に、開発途上国での女性の地位向上に焦点を当てています。女性が経済的に独立し豊かになれば、子供たちの教育や地域経済が向上すると考えています。
■主な活動内容
フェアトレードの推進:
小規模農家やフェアトレードを基準にした商品の取り扱い。
地域女性への経済支援:
土地開墾や有機JAS認証のオーガニック栽培を通じて、女性の雇用を創出。フェアトレードを通じての経済的支援も実施。
日本国内でのマーケット拡大:
オーガニック製品の販売力を高め、開発途上国の商品を安定供給。これにより持続可能な雇用の確保を図っています。
■これからの方針
マーケットの安定的な拡大を図りながら、開発途上国での支援活動をさらに本格的に展開し、サステナビリティの推進を進めてまいります。