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犬は肉食?雑食?犬に必要な栄養素とは・グレインフリーとグルテンフリーの違い

公開日:2025/04/09 更新日:2025/04/12
犬にとってバランスの良い食事とは?
犬は肉食?雑食?
犬は哺乳類の「食肉目 イヌ科イヌ属の哺乳類」にあたります。 犬の祖先はタイリクオオカミといわれています。 ですが、犬とオオカミは全く同じではありません。 長年、人と共生することで、現在の犬へと進化していきました。 また、原種であるオオカミも雑食もする肉食です。 オオカミは肉、腐肉、無脊椎動物、植物、残飯など幅広いものを食べています。 犬は肉を切り裂くための列肉歯と呼ばれる歯を持っており、オオカミから受け継いでいる部分もあります。 一方で、アミラーゼというデンプンを消化するための酵素は犬はオオカミより多いことが分かっています。 「犬の祖先がオオカミだから、犬はオオカミに近い食事がよい」という話を聞く事も多いかと思います。 この理論で話を進めると「人の祖先は猿だから、人は猿に近い食事がよい」ということになります。 私たち人に置き換えてみると違和感を覚える事と同じように、犬とオオカミも同じではありません。
生肉って本当必要?その生肉は安全?
オオカミが祖先だから、犬にもオオカミと似た食事を与えた方が良いという話を一度は聞いた事があると思います。 野生動物の肉食を家庭で実現しようとすれば、肉だけではなく、内臓や骨、血などをホールフードとして与える必要があります。 サリダリでも昔、トッピングや手作りご飯用に安心して与えられる冷凍の生肉を販売しておりました。 ですが、お客様のお手元に届いてからの保存、解凍方法まで管理する事が出来ない為、販売を止めました。 生肉がメインの食事では栄養が不足してしまう為、生の内臓や血などを手に入れるのは難ししく、細菌や寄生虫、腐敗などの衛生面での問題がつきまとい、困難です。 犬は人との暮らしの中でデンプンが豊富な食べ物も消化する事が出来るようになり、野菜や穀物の消化に優れてきました。 デンプンや食物繊維を豊富に含む穀物が含まれた食事は体の健康維持に欠かせません。 人と同様にタンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取する必要があります。
犬にも穀物は大切な栄養源
グレインフリーとグルテンフリーの違い
生肉は細菌や寄生虫問題が必ずあります。 本当に安心して与えられる生肉を一般家庭で用意をして、適切に管理する事も難しい事です。 色々な考え方がありますが、サリダリではリスクの方が大きい為、生肉はおすすめしておりません。 では、最近良く話題になるグレインフリーフードはどうだろうか? オオカミに似た食事が適している=穀物を使用しないグレインフリーの商品が多く出回るようになりました。 中には肉類のみで構成されるフードもあります。 しかし、雑食へと進化した犬にとっては、炭水化物や必要なミネラル、ビタミンが程よく配合されているもののほうが適しています。 アレルギーを考慮する為にグレインフードを選ばれている方は、グレインフリーではなくグルテンフリーがおすすめです。 グルテンフリーは小麦やコーンに含まれるグルテンのみを除いたフードです。 肉、野菜、そして穀物もしっかり摂り、皮膚トラブルのある子にはグルテンフリーのフードを選ぶ事をおすすめ致します。
愛犬に必要な食事はそれぞれ違う
では、犬にとって適切な食事はどれ? 犬も人間と同じて個人差があります。 アレルギーがある犬、皮膚トラブルがある犬、腎臓ケアが必要な犬、心臓ケアが必要な犬、糖尿病ケアが必要な犬...。 全ての子におすすめのフードは一つではありません。 一般的におすすめなフードから体調に合わせて、どの栄養を増やし、どの栄養を控えめにするか、その子にあったフードを選ぶ事が必要です。 アトピー体質や皮膚トラブルがある子はノングルテンフードを選ぶ、腎臓ケアが必要な子は低リンフードを選ぶ、アレルギーがある子は手作りご飯の方が良いかもしれない。 我が子に合わせたご飯を与える事が1番です。 お悩みがあれば是非ご相談ください。
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