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犬のフィラリア予防はいつから?いつまで?フィラリアの症状や予防・薬を与える期間

公開日:2025/03/27 更新日:2025/04/24
犬のフィラリア症とは?
フィラリアとは、蚊を媒介して犬の体内に侵入し心臓や肺の血管に寄生する病気です。 放置すると最終的に心臓や体の機能が働かななってしまいます。 呼吸困難などを起こし、重篤な症状を引き起こし、最悪の場合は命に関わることもあります。 フィラリア予防は犬を飼う上で必須の予防です。
フィラリア(犬糸状虫感染症)の寄生過程
犬の体内での寄生の過程(ライフサイクル) 1.感染できるまでに成長した幼虫(ミクロフィラリア)を体内に持つ蚊が、新たな犬を吸血し、蚊の体内から犬の皮下へフィラリアが感染する。 感染犬の血液中に存在し、蚊が吸血することで蚊の体内に取り込まれる。 2.感染した幼虫は皮下、筋肉、脂肪などで脱皮・成長を繰り返す。 3.感染から約3~4か月かけて心臓や肺動脈に到達する。 4.血管内に入った幼虫は最終的に肺動脈に到達し寄生する。 5.約6か月後には成虫(オス約15cm、メス約30cm)になる。成虫の雌はミクロフィラリアを子宮から血中に放出する。 6. 成虫がミクロフィラリアを産生し、再び蚊を通じて感染が拡大する。
犬のフィラリア症の症状
フィラリア症の症状は、感染の進行度(先ほどの寄生過程)によって異なります。 ●初期症状 ・軽い咳 ・運動を嫌がる ・疲れやすい ●中期症状 ・ひどい咳 ・呼吸困難 ・食欲不振 ・体重減少 ●重症化 ・腹水がたまる ・血尿 ・貧血
感染から発症までの期間
春になり気温が上がると、蚊の体内でフィラリアが感染可能な段階まで成長します。 吸血し、フィラリアの成虫が犬に寄生し、症状が出るまで 約6か月かかります。 そのため、フィラリア予防薬は蚊が発生する時期(春~秋)に毎月投与することが重要です。 予防薬は犬の体内で幼虫が成長し、血管に移動するまでの段階で駆除する必要がある為、毎月必ず予防しましょう。 蚊がみられなくなったからとフィラリア薬の投与を止めてしまうと、最後に感染したフィラリアが血管内に移行し心臓や全身に回る可能性があります。 指定された期間までフィラリア予防を行うことがとても大切です。
犬がフィラリア症になってしまったら
もし愛犬がフィラリア症に感染してしまった場合、症状の進行度によって治療法が異なります。 早期発見・治療ができれば助かる可能性がありますが、重症化すると治療が難しく、命に関わることもあります。 ●軽度(初期感染) 成虫が寄生する前 or 少数の成虫寄生 症状がほぼなく、フィラリアの血液検査で「陽性」と判定された場合。 ※ 治療方法:予防薬の投与 + サポート療法 予防薬を継続投与することで、新たな感染を防ぐ。 ミクロフィラリア(幼虫)の駆除薬を使用する場合も。 ※ 運動制限が必要 → 運動すると血流が増え、死んだ成虫が血管を詰まらせるリスクがある。 ●中等度(中期感染) 成虫が複数寄生しているがまだ重篤ではない ひどい咳や息切れ、疲れやすさ、食欲不振などの症状が出る。 肺動脈に成虫が詰まり、血流が悪化している可能性が高い。 ※ 治療方法:成虫駆除薬 + サポート療法 成虫をゆっくり駆除しながら、血栓(血の塊)ができるのを防ぐ。 ※ 運動制限が必須、安静にすることが絶対条件。 ● 重度(重症感染) 大量の成虫が心臓や肺動脈に寄生し心不全を起こしている状態 激しい呼吸困難、血尿、腹水、失神などの症状が出る。 急性症状が起こると、突然死の危険がある。 ※ 治療方法:手術(外科的摘出) 緊急時は、カテーテルを使って心臓の中の成虫を取り除く手術を行う。 犬の体への負担が大きく、手術できる専門病院が限られています。 強心剤・利尿剤・酸素吸入などの集中治療が必要になります。
まとめ
フィラリア症は死につながる大変怖い病気です。 ですがフィラリア症は予防ができる病気です。 感染してしまうと治療が困難で予防を徹底することが何より重要です。 ●年に1回のフィラリア検査を受ける 薬をもらう前に検査をしましょう。 ●フィラリア予防薬を毎月投与 春から寒くなるまでの間、しっかり長めに予防する。 ●蚊を寄せ付けない対策をする 蚊取り線香などの虫除け対策、蚊の多い場所で過ごさせないようにする。 予防すれば防げる病気」なので、しっかり対策して愛犬を守りましょう。
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