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犬の狂犬病ワクチンの期間や費用、副反応、接種前後に注意したい事について

公開日:2025/03/13 更新日:2025/03/14
犬の狂犬病ワクチンについて
狂犬病ワクチンは、日本では法律で義務付けられている予防接種です。 飼い主さんは毎年1回、愛犬に接種する必要があります。 これは「狂犬病予防法」に基づくもので、日本国内での狂犬病発生を防ぐため義務となっています。
狂犬病ワクチンはなぜ義務なの?
犬のワクチンは色々な種類がありますね。 では、なぜ狂犬病ワクチンだけ接種することが義務付けられているのでしょうか? それは、「狂犬病」という病気の恐ろしさにあります。 狂犬病は、ウイルスによって引き起こされる致死率ほぼ100%の感染症です。 犬だけでなく、人間を含む哺乳類全般に感染するため、世界的にも非常に危険な病気とされています。 日本では1957年以降、狂犬病の発生は確認されていませんが、海外では今も多くの国で発生しており、万が一国内にウイルスが持ち込まれた場合の対策としてワクチン接種が義務付けられています。 有効な治療法も未だにないため、犬と人間の命を守るためにも狂犬病を予防する必要があるのです。
犬の狂犬病ワクチン接種時期と方法
生後91日以上の犬は、登録後30日以内に初回接種が必要です。 その後は毎年1回の追加接種を実施。 毎年春頃に案内が届く自治体がほとんどかと思います。 各校区の公民館などで行われる狂犬病予防集合注射を受けるか、動物病院での個別接種が可能です。 沢山の犬がいる集合接種の場合、犬が興奮してしまうとう場合は動物病院で落ち着いた状態で接種しましょう。
犬の狂犬病予防接種の費用と証明書について
費用は自治体によりますが、3,000円~4,000円程度が一般的です。 接種後に『狂犬病予防接種済証』が発行され、自治体に提出すると『鑑札』や『注射済票』が交付されます。
犬の狂犬病ワクチンの副反応について
狂犬病ワクチンは一般的に安全ですが、まれに以下のような副反応が起こることがあります。 ●軽度な症状:接種部位の腫れ、元気がなくなる、一時的な食欲低下が起こる。 ●重度な症状(極めてまれ):アナフィラキシーショック 顔の腫れ、呼吸困難、嘔吐などが起こる。 アナフィラキシーショックの症状が出た場合はすぐに動物病院で診察してもらう必要があります。 放置していると死に至る可能性もあるため非常に危険です。 万が一に備えて、予防接種は午前中に行うようにしましょう。 アナフィラキーショックなどの症状が出た場合でも、午前中に接種しておけば動物病院が営業している時間に駆け込む事が可能です。 飼い主さんの仕事や予定のない午前中に接種し、その日は1日側にいて様子を見てあげましょう。
狂犬病ワクチン接種後の過ごし方
狂犬病ワクチンに限らず、予防接種をした後の2~3日間は、激しい運動、交配、入浴(シャンプー)などは避けて、なるべく安静にしましょう。 特に当日は午前中に接種をし、1日見守ってあげられるようにしましょう。 どうしてもシャンプーをしたい場合は、接種2日前までに済ませましょう。 予防接種の前日も疲労が残らないよう、運動やお散歩は軽めにし、ゆっくりと過ごすようにしましょう。
犬の狂犬病ワクチンが免除される場合
狂犬病予防法により年に1回のワクチン接種が義務付けられていますが、獣医師の判断によりワクチン接種が免除される場合もあります。 過去に狂犬病予防接種を行ったことにより、アナフィラキシーショックや重篤な副作用が出た場合など、愛犬の命や健康に危険を及ぼす可能性が考えられる時のみです。 犬の健康状態による心配がある場合、過去の予防接種の副反応があった場合は獣医さんに相談しましょう。