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犬のダイエット方法・肥満の種類を知り無理なく痩せる愛犬の食事や運動について

公開日:2025/02/26 更新日:2025/03/11
まずは愛犬の肥満度をチェックしてみよう!
犬は犬種によって体格差があります。 筋肉量や骨格の違いにより適正体重を定めることが困難です。 そこで、肥満をチェックするための方法として「ボディ・コンディション・スコア(BCS)」が用いられます。 BCSとは、脂肪の蓄積レベルを数値化したものです。 見た目と触れた状態から愛犬の肥満度を確認することができます。 基本的に数字が小さいほど痩せており、大きいほど太っていることになります。BCSの評価方法はさまざまですが、ここでは9段階評価を用いたスコアを紹介します。 引用環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」
犬の肥満対策・肥満の原因と種類
犬の肥満には種類がある
食べ過ぎなどが原因の「原発性肥満」
「原発性肥満とは?」 犬の肥満で一般的に多いのは原発性肥満です。 原発性肥満とは、エネルギーの摂取量が消費量を上回ることで起こる肥満のことを指します。 特定の病気が原因ではなく、食べ物の与え過ぎや運動不足です。
犬の原発性肥満の症状と原因
1. カロリーの過剰摂取 【原因】 ・食事の量が多すぎる ・ 高カロリーなおやつを与えている ビスケットやボーロは糖質と脂質が多くカロリーが高く栄養価が低い物が多いです。 与えるなら質の良い肉のみのジャーキーにしましょう。 2. 運動不足 【原因】 ・ 散歩や遊びが足りない ・留守番時間が長く動かない 運動量が少ないと、摂取したカロリーが消費されず、脂肪として蓄積されます。 3. 老化による運動量の低下 【原因】 シニア犬になると筋肉量が落ち、基礎代謝が下がります。 足腰も弱くなり動くのが億劫になり、消費カロリーも減り太りやすくなります。 4.去勢・避妊手術後の代謝低下 【原因】 ホルモンバランスの変化で太りやすくなります。
原発性肥満の治療・管理方法
1. 適切な食事管理をする ・必要なカロリーの把握 ・低脂質の食事にする ・低カロリーのおやつにする 2. 運動量を増やす ・毎日のお散歩量を少し増やす ・太り過ぎの場合は水泳など足腰に負担のない運動を取り入れる 原発性肥満は、主に「食べすぎ」と「運動不足」が原因です。 肥満は心臓や内臓の病気、関節にも負担がかかり、寿命にも関わります。 食事管理と運動を習慣化して適正体重を維持することが大切です。 愛犬の健康のために、日頃から体重管理を心がけましょう。
病気が原因で太ってしまう「二次性肥満」
二次性肥満(続発性肥満)とは、病気などの基礎疾患や薬の副作用によって引き起こされる肥満の事です。 単なる食べすぎや運動不足ではなく、ホルモンバランスの乱れや代謝の低下が原因となることが多いです。 食事制限や運動では痩せにくいことがあるため、獣医師の診断と治療が必要になります。
犬の二次性肥満の症状と原因
1.甲状腺機能低下症 ・代謝が低下し、太りやすくなる ・元気がなく、動きたがらない ・毛が薄くなる、毛並みが悪くなる 【原因】 甲状腺ホルモンの分泌が減ることで、代謝が低下し、エネルギー消費が減るために肥満になりやすくなります。 2.クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症) ・体重が増え、お腹がポッコリ出る ・毛が抜ける(左右対称の脱毛) ・水をたくさん飲みおしっこが増える ・元気がなくなる 【原因】 副腎からコルチゾール(ストレスホルモン)が過剰に分泌され、脂肪が蓄積されやすくなります。 3.糖尿病 ・食欲はあるのに体重が増える or 急に減る ・水をたくさん飲む&おしっこが増える ・元気がなくなる ・目が白くなる(白内障) 【原因】 インスリンの働きが低下し、糖の代謝がうまくいかず、エネルギーが脂肪として蓄積されやすくなる。 4. 去勢・避妊後のホルモン変化 ・太りやすくなる(特に手術後すぐ) ・食欲が増す 【原因】 去勢・避妊手術によって性ホルモンが減少し、代謝が落ちるため、脂肪がつきやすくなります。 5.薬の副作用 ・ステロイド(副腎皮質ホルモン) → 代謝が落ちて太りやすくなる ・抗てんかん薬(フェノバルビタールなど) → 食欲増加の副作用
二次性肥満の治療・管理方法
1. 基礎疾患の治療 二次性肥満は、原因となる病気を治療しないと痩せにくいです。 獣医師に相談し、適切な治療を受けましょう。 2. 食事管理 ・低脂質の食事に切り替える ・食事量とカロリーを管理する ・低カロリーのおやつを選ぶ ・食物繊維を増やし満腹感のある手作りご飯にする 3. 運動量を増やす ・無理のない範囲で運動を増やしましょう 二次性肥満は「病気や薬の影響」で太るケースです。 普通のダイエットでは痩せにくいので、まずは原因を知り、病気を治療することが重要です。 原因を知り食事管理・適度な運動を併行し、定期的な健康チェックをしましょう。 食事量を変えていない、運動量も減っていないのに愛犬が太りやすくなったと感じたら、一度獣医さんに相談しましょう。
犬のダイエット我慢せずに痩せるには?
1. 無理のない食事管理 犬もダイエットは精神的なストレスを感じるものです。 犬はお腹が空いても自分でご飯を容易する事は出来ません。 飼い主さんが愛犬の様子を見てストレスのないよう減量ペースはゆっくりと無理のない範囲で行いましょう。 ・1ヶ月に体重の5%以内の減量を目指す。 急激に痩せるとストレスや体調不良の原因になります。 ・全体量を変えずにカロリーや脂質を下げる。 低脂質のフードを与えたり、フードの量を減らす場合は食物繊維の豊富な野菜をトッピングしたり、満足感を感じるご飯にしましょう。 ・食事回数を増やす 1日2回 → 3~4回に分けると空腹を感じづらくなります。 ・ 楽しめる運動を取り入れる 肥満の犬は特に関節や心臓に負担がかかります。 急激な運動やハードな運動は避け、軽い運動を少し長めに行うようにしましょう。
犬のダイエットに取り入れたい食材
・オメガ3サプリ 脂肪の燃焼に役立つ必須脂肪酸オメガ3。 お肉メインのフードを食べている犬や手作りご飯の場合は摂れていない事も多いです。 サプリで手軽に取り入れてみましょう。 ・低脂質のフードやおやつ クッキーやビスケットやボーロは炭水化物がメインのおやつです。 ダイエット中は筋肉の維持に必要なタンパク質が豊富で脂質の少ないおやつを選びましょう。 ささみや赤身の馬肉ジャーキーはダイエット中のご褒美におすすめです。 ・低脂質のレトルト 手作りご飯をされている方はメインのタンパク質を低脂質のレトルトや食物繊維の豊富な大豆も使用してみましょう。 サリダリのエゴマ入りソーセージは大豆と低脂質のお肉のみのシンプルなソーセージです。 食物繊維のお陰で満腹感も感じられる事でしょう。 ・長時間遊べるおやつ 簡単に食べきれない骨や蹄などの硬いおやつでストレス発散させてあげるのも良いでしょう。 骨は脂質も少なく排出される為、太りづらいおやつです。 ガジガジ長時間遊ぶ事でダイエットの空腹感によるストレスを発散、食べたい欲も抑えられますね。
犬のダイエットにおすすめのフードやおやつ