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老犬の流動食の作り方、食べない愛犬にご飯をあげる際のポイント

公開日:2025/02/14 更新日:2025/03/11
老犬にしっかり食べさせる流動食の作り方
愛犬もシニア期に入ると眠る時間が長くなります。 寝る時間が長く、運動不足となり食欲が減ってしまったり、歯が弱くなり固い物や大きな物、固形物を食べなくなる傾向があります。 また運動不足から筋肉量が低下し、嚥下が困難になり、思うようにご飯が食べられなくなるという子もいます。 食べる事は生きる事。 食はエネルギー源、食べる事が難しくなったら流動食を取り入れましょう。 老犬(シニア犬)の流動食は、噛む力や飲み込む力が弱くなった犬のために、消化しやすく、栄養バランスの取れたものを用意することが大切です。 以下のポイントを参考にしてみてください。
流動食 【手作り流動食】を与える場合
肉や魚・野菜をペーストにする
タンパク質源となる鶏肉や豚肉、牛肉、骨のない白身魚を柔らかく煮てミキサーでペーストにします。 豆腐やひきわり納豆など元々柔らかい食材を利用するのも良いでしょう。 野菜は南瓜やさつま芋、人参などの甘みのある炭水化物は老犬も好む子が多いです。 鍋で野菜を煮る場合は煮汁の量を調節して、野菜と一緒にミキサーにかけて柔らかくペースト状にします。 レンジ加熱や蒸し器を使う場合は、水を加えてミキサーでペースト状にしましょう。 鶏胸肉やささみ等を使用する場合は脂質が足りなくなりますのでエゴマ油などを活用すると良いでしょう。 タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンなどの栄養素が取れる流動食になります。
骨からスープを作る
ボーンブロススープ、骨スープを作るのもおすすめです。 骨や関節、それらの周囲の組織をじっくりと煮込む事で栄養が丸ごとつまったスープができます。 鶏ガラや牛、豚の骨を圧力鍋で煮込みます。 鶏ガラはトロトロに崩れるまで煮込めたら、冷ましてミキサーにかけ、全てをスープにします。 豚や牛の骨がらは漉してスープのみを使います。 野菜の皮なども一緒に煮込むのも良いでしょう。 スープだけを与えるのも良し、冷凍しておいて流動食の水分として加えます。
流動食 【市販品】を活用する場合
手作りは難しい方は老犬向けのウェットフードなどのレトルト、缶詰を活用しましょう。 レトルトと炊飯した米や、当店で製造している薬膳ご飯の素に無塩のトマトジュースや水分を加えてミキサーにかけます。 ビタミンにトマトやイチゴやバナナなどの果実も活用すると手軽です。 今まで食べていたドライフードをぬるま湯でふやかし、水分を加えてペーストにするのも良いでしょう。
シニア犬に流動食を与える際のポイント
老犬に流動食を与える際は、注意するポイントがいくつかあります。 ワンちゃんがスムーズに食事を取れるように確認しておきましょう。
食べやすい温度にする
シニアのワンちゃんは温度感覚が鈍っている事があります。 熱いまま与えて火傷や、冷たいまま食べて体が冷えないようにしましょう。 人肌程度が食べやすい温度です。 出来立てを少し冷まして与えるようにする、保存食はレンジで加熱するなどして与えましょう。
スプーンやシリンジで与える
愛犬が自力で食べる事が出来れば、口の傍に器を持っていき食べさせてあげるのがベストです。 自分で食べる事が難しい場合はスプーンや注射器型のシリンジを使います。 スプーンやシリンジを使用する時は、愛犬が飲み込んだか確認をし、少量ずつ流し込むようにします。 高齢犬になり、横になったまま与えると誤飲の原因になります。 抱えるなどして頭の位置を高くして安全に食べられるようにしましょう。 顎だけを上に向けると気管に入りやすいので注意してください。
食事を複数回に分けて与える
老犬になると一度に食べる事が出来る量が減り、消化吸収にも体力を使います。 食事の回数を3〜4回程度に分けて与えると無理なく食べてくれる事でしょう。 食べたがらない時には無理に与えず、時間を空けて与えてみて下さいね。
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