スキンケアの基本は保湿です。
雑誌やインターネット記事でも、保湿の重要性が指摘されています。
しかし、保湿といっても具体的にどのようなケアをしたらいいのか、お肌と保湿にどのような関係があるのか、よく分からないという方もいらっしゃいます。
そこで今回は、お肌の保湿をすることの効果についてご紹介いたします。
お肌を保湿する効果は、主に4つあります。
◇お肌のバリア機能が高まる
お肌が乾燥していると、外部からの刺激に敏感に反応しやすくなります。
お肌が乾燥すると、ピリピリとした感じがありますよね。
お肌の保湿がなされていると、バリア機能が正常にはたらき、外部からの刺激からお肌を守ってくれます。
◇お肌にハリが出る
お肌の中では、水分を保持できるような構造になっています。
お肌は乾物と同じです。乾燥させるとしわしわになりますし、水分を与えるとハリが出てきます。
◇しわが目立たなくなる
しわはさまざまな原因によって現れますが、乾燥によって引き起こされるシワは保湿をすることで目立ちにくくなります。
◇肌のトーンが明るく見える
保湿をすると、肌のキメが整います。
キメが整うと光を均一に反射するので肌のトーンが明るく見えます。
効果的にお肌の保湿を行うために3つのポイントがあります。
◇アイテムは惜しみなく使って保湿をおこなう
化粧水や美容液、乳液、保湿クリームにはそれぞれ、「適量」が存在します。
それなのに、もったいないからといって、推奨される量より少ない量しか使用しないで保湿していると、十分な保湿効果が得られません。適量をつけるように心がけましょう。
もし、普段より乾燥していると感じたら、適量+αをつけても構いません。
惜しみなくたっぷり使って保湿をおこないましょう。
◇タイミングを押さえて保湿する
保湿をおこなう際は、そのタイミングも重要です。
特にお風呂から上がったタイミングでは、すぐに保湿をおこないましょう。
お風呂から上がった時というのは、お肌の水分が蒸発しやすく、乾燥しやすい状態です。
そこで保湿で水分を補うことで、水分量のあるお肌を保てます。
また、化粧がヨレやすい方がいますが、それは保湿が足りていないことが原因である場合もあります。
化粧を行う前に保湿をすることも重要です。
◇清潔な状態で保湿をおこなう
お肌に汚れが付着すると、雑菌が繁殖しやすく、せっかく保湿をしてもお肌トラブルの原因となります。
したがって、お肌を洗顔してから保湿をおこなうことや、清潔な手で保湿をおこなうことは重要なポイントになります。
いくら保湿をしたとしても逆効果となってしまう保湿の仕方があります。
それは、化粧水だけの保湿です。
保湿といえば化粧水ですが、化粧水だけで保湿をおこなうと、逆に乾燥を促すことがあります。
なぜかというと、化粧水単体だけだと、お肌から蒸発しやすく、元々お肌にあった水分を引き連れて蒸発するからです。
したがって、化粧水をつけた後には必ず、乳液や保湿クリームをつけて、化粧水の蒸発を防がなければなりません。
もし、2つもアイテムを使うのは面倒という場合には、オールインワンジェルを使うと良いでしょう。
オールインワンジェルには、化粧水や美容液成分、乳液も含まれているので、1度で何役もこなしてくれます。
お肌の保湿はスキンケアの基本です。
乾燥だけでなく、ニキビ、シミシワ、たるみケアにも保湿は欠かせません。
千里の道も一歩からという気持ちで、日頃からお肌の保湿をただしく行うことで、うるおいのあるお肌を保つことができます。