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品種選びの基本【バラの系統】とは

公開日:2025/03/03 更新日:2025/03/03
目次
・バラの系統とは ・四季咲き大輪 ハイブリットティー (HT) ・四季咲き中輪 フロリバンダ (FL) ・シュラブローズ (修景バラ) (S) ・つるバラ クライミングローズ (CL) ・オールドローズ ・ハマナシ (ハマナス) ・ミニバラ ミニチュアローズ ※系統の一例で紹介しているバラの品種は、売り切れの場合表示されない可能性がございます。
バラの系統とは
バラの系統には大きく分類すると木立バラとつるバラがあります。 木立バラとは、支えがなくても自立できるバラでつるバラ以外をイメージしてください。つるバラはフェンスやトレリスなどに這わせて仕立てるバラです。 品種によっては仕立て方を変える事で、植えたい場所やイメージに合わせた姿で育てられるものもあります。 このコラムではバラの系統について解説していきます。 バラには様々な系統・特徴があり、植える場所やイメージ、育てたいバラや好みのバラを選ぶ際の基本となります。
四季咲き大輪 ハイブリットティー(HT)
ハイブリッドティーのバラは、四季咲き性を持ち、豪華な大輪系の花を咲かせます。 完成された花形と樹形を持ち、色のバリエーションが豊富。花径8~15cmで香りの強い品種も多くガーデン(地植え)に向いています。
四季咲き中輪 フロリバンダ (FL)
フロリバンダのバラは、中輪咲きで、一房に何輪もの花をつけ、よく咲き花束(Floribaunda)のようにガーデンを彩ります。ガーデン(地植え)でも鉢植えでも育てることができます。 花径5~11㎝程で花付きがよいため、花で株が覆われます。多くの品種は房咲きなので、花が次々と咲き花持ちが良い種類が多いことも特長です。
シュラブローズ(修景バラ)(S)
シュラブローズは手入れが少なく、耐寒性・耐病性があり丈夫に育つ品種が多いことも特長です。 幅広い環境に適しますが、樹の大きさや四季咲き性などは品種によって大きく異なりますので、用途に合ったものをお選びいただくことをお勧めします。 剪定の仕方によっては木立バラとして育てたり、誘引をして小型のつるバラとしても楽しむことができます。
つるバラ クライミングローズ (CL)
つるばらは、その名の通り枝がつる状に伸びる特性をもっています。アーチ、フェンス、トレリスなどに巻きつけ立体的に仕立てることが可能。花をたくさん咲かせて楽しむことができます。
オールドローズ
オールドローズは1867年以前に存在したバラの品種群(ガリカ・ダマスク・アルバ等)を指します。 繊細な花や葉が魅力的でモダンローズの祖先となっています。香りが強く、丈夫で育てやすい品種が多いのも特徴です。
ハマナシ (ハマナス)
日本を原産地とするハマナシは、大変丈夫で、全く手をかけなくても美しい花を咲かせます。 ハマナシ特有の香りがすばらしいこと、ローズヒップを楽しむことができることも特徴です。
ミニバラ ミニチュアローズ
ミニバラは、花径2~5cmの小さなかわいらしい花を次々に咲かせてくれます。品種によっては花もちの良い品種もあり長く楽しむことができます。 場所をとらないので鉢植えとしての管理に適しています。ベランダなどでの生育も可能です。