"70年"の技術と想いを詰め込んだ日本製グローブ

「handson grip（ハンズオングリップ）」は、日本の手袋生産の約9割を支える「香川県東かがわ市」に工場を構えるブランドです。 1955年創業の老舗として、これまで他ブランドからの依頼でスポーツ用やアウトドア用グローブを手掛けてきましたが、2014年に独自ブランドとしてスタート。 JAPAN MADEの優れた縫製技術を未来へつなぐため、オリジナル製品の開発を進めています。

ブランド名「hands-on」は「実践的」を意味します。 使いながら作ること、作られたものが使われること。「作り手」と「使い手」という、ふたつの手が繋がり、続いていくような姿を描きながら..ハンズオングリップが生まれました。 ブランドロゴも、ふたつの手指が重なりあう様子をモチーフに作ったものだとか。 「モノは用途に則し、無駄を省くことで美しくうまれ、日々、人々によって使われはじめて、道具としてのときがはじまる。」 「作り手から使い手へ＝from hands, to hands」がブランドコンセプトです。

創業は1955年、もうすぐ70年目。長年にわたりゴルフや野球用のグローブを製造してきました。 しかし、時代とともにコストや納期の要求が厳しくなり、製造先も工賃の安い海外に流れてしまい...。 一大産地だった東かがわでも、企画から製造まで一貫している工場は、もうほとんどないそうです。 他社からの依頼だと、新しい素材やおもしろい技術を提案しても実現できないことが多く、このままでは日本の優れた縫製技術や歴史ある産地が失われてしまう...。 ならば、自分たちでブランドを作り、その技術や素材を使った製品を発信していこう。そうして生まれたのがハンズオングリップであり、JAPAN MADEに拘っている理由です。

長年のスポーツやアウトドアグローブ製造の経験から、手の動きを妨げない成形パターンや縫製技術を確立。 裏地の肌触りを軽減し、関節の動きを妨げないデザインが特徴です。これらの技術が、ハンズオングリップの品質を支える土台となっています。

ハンズオングリップは、外の世界に踏み出す『移動』のための道具を目指しています。 使い手に寄り添い、どんなシーンにも対応できるグローブこそが【良いグローブ】だと考えているため、用途を限定せず、「出かけるとき＝移動の道具」毎日の暮らしに寄り添えるプロダクトとして企画しています。 徒歩、自転車、電車、バイク、自動車など、多様な「移動」シーンに寄り添うことで、アウトドアの枠を越え、【日常の相棒】として活躍してくれること間違いなし！