当店では、熊本本場の新鮮な馬刺しを提供しています。馬刺しとは薄くスライスした馬肉のことで薬味と醤油で楽しむ食材です。切り口のきれいな桜色が由来し「桜肉」とも呼ばれています。
いくら馬刺しが新鮮でも、切り方や解凍方法によって味が落ちてしまいます。せっかく新鮮な馬刺しを手に入れたのなら、馬刺し本来の旨みを堪能したいですよね。ここからは馬刺しを最高に美味しく食べる方法をご紹介します。
馬刺しは、焦らずじっくりと解凍するのがコツです。
冷凍の馬刺しは未開封のまま、流水に5〜10分ほどつけておきます。
流水につける時間は室内温度によって異なりますが、馬刺しの中心に芯が残るくらいが食べごろです。
急いで馬刺しを解凍すると、肉質が悪くなったり水分が出て旨みが逃げたりして馬刺し本来の美味しさが損なわれてしまうので注意しましょう。電子レンジの使用も避けてくださいね。
馬刺しをスライスする時は、肉の繊維目に気をつけるのがポイント。
まずは、清潔なまな板と包丁を準備。
解凍した馬刺しをまな板の上に置き、お肉の繊維目に対して垂直になるよう刃をあてて切りましょう。
厚みは3ミリを目安に、薄めに切ると馬刺しの旨みを感じやすくなりますよ。
繊維目に逆らって切ることで柔らかいお肉の食感が楽しめます。繊維目に沿ってスライスした場合は、お肉が固くなるので注意してくださいね。
馬刺しをきれいに盛り付けたら、馬刺しの美味しさをアップさせる薬味と馬刺し専用醤油と一緒に食べましょう。
定番の薬味は、すりおろしニンニクとすりおろし生姜。
どちらも食べる直前にすりおろして、1対1の割合で馬刺し専用醤油に混ぜて食べます。馬刺しの臭みを感じにくくするので、初めて食べるという方にもおすすめです。
他の食べ方を試すなら、スライス玉ねぎや大葉もおすすめ。
馬刺しでスライス玉ねぎや大葉を巻いて、専用醤油につけて食べてみてください。
スライス玉ねぎは、ピリッとした辛みと甘みが、馬刺しと絶妙にマッチします。また大葉はすっきりした香りが食欲をそそり、馬刺しの脂身をさっぱりさせてくれますよ。
冷凍の馬刺しを購入したら、思っている色と違ったということはありませんか?実は馬刺しは、冷蔵庫で保管することできれいな赤色を発色させることができます。
変色する原因は、馬刺しを解凍して切った後すぐに鉄分によって赤黒い色になることがあるためです。馬刺しは切った後、冷蔵庫に入れて10分ほど保管し空気に触れさせることで、鮮やかな赤みのある色に変化します。
当店の馬刺しも、新鮮な状態で真空瞬間冷凍しているため、赤黒く見えることがあります。しかし、開封して空気に触れれば赤く発色するので、安心してお召し上がりください。