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【ブランド紹介】パネライはどんなブランド?

公開日:2024/08/22 更新日:2024/08/26
パネライ / PANERAI
ほとんどのモデルに共通する、大きく厚みのあるクッション型ケースが特徴的なパネライ。 1860年、イタリア・フィレンツェにて創立し、現在はスイスにて時計製造を行っているブランドです。 デザイン部門はイタリアに拠点を置いており、モデル名にはイタリア語が使われています。 コレクションは大きく分けて『ラジオミール』『ルミノール』『サブマーシブル』の3つ。 いずれもクッション型ケースを採用した、存在感のあるモデルとなっています。 イタリアやエジプト海軍のためにダイバーズウォッチを作っていた過去があり、今も「パネライらしさ」としてその要素が残っています。
最初のコレクション『ラジオミール』
極めて明るく発光するラジウムを夜光塗料に使用していたことから名付けられた、パネライの主力コレクション『ラジオミール』。 明るい夜光塗料の層と数字をくり貫いた層を重ねることで、光の拡散を抑え、夜間でも高い視認性を獲得したサンドイッチ文字盤。 それが収まる程大きく、防水性の高いクッション型ケース。 耐水性が高く、潜水服の上から着用できる長さのレザーストラップ。 操作のしやすい逆三角形状の大きなリューズなど、納入先であるイタリア海軍の出す様々な要求をクリアし、堅牢で使いやすく、視認性の高い時計が作られていきました。 こうして、パネライ最初のコレクションである『ラジオミール』は生まれたのです。 しかし、ラジウムが人間の身体に害を及ぼすことが分かり始め、ラジウムの夜光塗料は使われなくなっていきました。 現在ではより安全で明るい夜光塗料を使用していますが、今でもその歴史が名前に残っています。 1960年にはラジウムを原料とした発光塗料の使用を完全に廃止し、『ラジオミール』は『ルミノール』の陰に隠れることになります。 時が経って1993年。軍事機密指定が解除されたパネライは、一般市場に向けて販売をスタートさせます。 1997年には、現リシュモングループである「ヴァンドームグループ」に加入することとなり、その際に『ラジオミール』を復活させます。 限定モデルとして出されていた『ラジオミール』ですが、2004年から定番コレクションとしてラインアップに加わり、現在も愛されています。 派生シリーズやバリエーション展開の多い『ルミノール』に対して、パネライの歴史を伝える、クラシカルな趣を楽しみたい人に『ラジオミール』はお勧めです。
パネライの主力コレクション『ルミノール』
『ラジオミール』と人気を二分する『ルミノール』。 どちらもよく似たデザインをしていますが、『ルミノール』にはレバーロック式のリューズプロテクターが備わっており、ここを見ればどちらであるか判別することができます。 トリチウムをベースとした夜光塗料、そして『ルミノール』という名前は1949年に特許を取ったとされていますが、一般的に『ルミノール』が知られていくのは10年以上先のこととなります。 1960年代には、『ルミノール』から8日間ものパワーリザーブを持つモデルや、裏蓋がシースルーとなっているモデルも登場し、大きく広がりを見せます。 1993年、パネライが一般市場へ向けた3つのコレクションを発表します。 『ルミノール』と、スモールセコンドを配した『ルミノール マリーナ』。 そして、1943年に開発されていたクロノグラフモデル『マーレノストゥルム』と共に登場したこれらのコレクションは、瞬く間にコレクターや愛好家の手へ渡っていったそうです。 ステンレスから貴金属、チタンやブロンズ等、ケース素材の豊富さに加え、ストラップの付け替えをして異なる雰囲気を楽しめる点も魅力的です。 ◇最もシンプルでスタンダードな『ルミノール ベース』 ◇「OPロゴ」の入ったエントリーモデル『ルミノール ロゴ』 ◇クロノグラフを搭載した『ルミノール クロノ』 ◇『ラジオミール』から変遷していった頃の『ルミノール』を再現した『ルミノール 1950』 複雑機構であるトゥールビヨンやムーンフェイズ、GMT機能などを備えたモデルも多数登場しており、多くの選択肢から自分好みの『ルミノール』を選ぶことができます。 -------------------------------------------- 2016年には派生コレクションとして『ルミノール ドゥエ』が誕生。 『ルミノール』のデザインはそのままに、薄くて軽い、スマートなケースを採用したコレクションです。 袖口に収まるサイズ感の『ルミノール ドゥエ』は、これまで「デザインは好きだけど大きすぎて自分には似合わないかも」と敬遠していた方でも選びやすくなり、『ルミノール』の世界を広げたコレクションであるといえます。 ちなみに「ドゥエ」はイタリア語で「2」を指す言葉であり、このコレクションが「二世代目のルミノール」であることを表しています。
ダイバーズコレクション『サブマーシブル』
1956年、エジプト海軍のために製造された「エジプシャン」を起源とし、1998年に登場した『サブマーシブル』。 「潜水用の」という意味を持つその名の通り、防水性に富んだプロフェッショナルダイバーズウォッチコレクションです。 かつては『ルミノール』内のシリーズとして展開されていたモデルでしたが、2019年に独立したコレクションとして扱われるようになりました。 ひとつのコレクションとして独立してからは、文字盤の「ルミノール サブマーシブル」という記載が「パネライ サブマーシブル」に変化しています。 300m以上の防水性能を誇り、42~47mmの大ぶりなケースと太い針による高い視認性を引き継いだ『サブマーシブル』。 ダイバーズウォッチであるため回転式ベゼルが備わっています。
革新的な独自素材を生み出すパネライ
パネライでは、しばしば革新的な素材を採用し、世界を驚かせています。 最近ではよく見られるようになったブロンズ素材もまた、パネライがいち早くケース素材に使用し、ブームの火付け役になったとされています。 ◇Ti-Ceramitech:チタンの表面をセラミック化させることで、軽さ、堅牢性、弾力性を兼ね備えた素材。 ◇BMG-TECH:ステンレススチールより遥かに硬く、傷や磁気に強い上にそこまで重くない素材。 ◇カーボテック:パネライが持つ素材の中で最も軽く、木目のような模様が特徴的な素材。 ◇ゴールドテック:銅とプラチナを使用した、赤みを帯びた合金素材。一般的なピンクゴールドやイエローゴールドよりも硬く、耐久性が高い。 ◇プラチナテック:通常のプラチナよりも更に硬く、傷に強くなったパネライ独自の素材。 ◇eスティール:およそ58%がリサイクル素材で作られた、環境を意識した素材。従来のスチール素材と同じ特性を持っている。 もちろん、他ブランドでもよく見られるステンレススチール、チタン、セラミック等も使用されています。 -------------------------------------------- パネライウォッチは、宝飾による美しさではなく、機能性を追求していった末の美しさを持っています。 また、多くのブランドで薄いラウンド型ケースが採用されている中、一貫してクッション型ケースのモデルのみを作り続けています。 新たな素材や機構、持続可能な世界を実現する取り組みには積極的に挑戦しながらも、ブランドが持つ歴史や伝統もまた大事にしており、他のブランドとは違った魅力、世界観を持ったお時計が並ぶブランドです。
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