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ネコちゃんの腎臓病に与える影響!No6

公開日:2025/01/20 更新日:2025/02/03
愛猫ちゃんの健康管理において、腎臓のケアはとても重要です。 腎臓病は猫ちゃんにとって一般的な病気で、日頃の生活習慣がそのリスクに影響を与えることがあります。
1.加齢
腎臓病は進行性の病ですので,加齢に伴ってリスクが増加します。 「本当に悪くなる前に私は病院に連れて行くから大丈夫!」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、 猫ちゃんは非常に我慢強い動物で、我々が気づいた時には手遅れという事がほとんどです。 若くて健康そうに見えても、知らないところで腎臓病は進行していますので、若いうちからのケアが必要になります!
2.品種
シャム・ヒマラヤン・アビシニアン・ペルシャ・ソマリ等の品種はかかりやすく、短毛の日本猫はリスクが低いといわれています。 ペルシャやヒマラヤンでは尿石ができやすいという研究結果もでています。
3.体重
人間では肥満による糖尿病や高血圧は、慢性腎臓病の直接的な要因といわています。 一方、ネコちゃんの調査では,痩せているネコちゃんほどリスクが高く、脱水等がない健康なネコちゃんの場合は体重が増える事で腎臓病のリスクが低くなるという研究結果があります。 猫ちゃんにとって適切な体重や食事管理が大事です。
4.飲水
長期に渡る脱水状態はネコちゃんの腎臓病を悪化させます。 気まぐれに生きているネコちゃんがきちんとお水を飲んでいるかは確認しづらいかもしれませんが、お家のネコちゃんがきちんとお水が飲めているか、ストレスなくおトイレができているかはチェックしておくとよいかもしれません。
5.歯周病
なんで歯周病が腎臓病のリスクになるの?と思われるかもしれません。 最近の研究結果では、歯周病のワンちゃん・ネコちゃんで腎臓病リスクが増加するという研究結果が出ています。 国際的な研究では、2歳以上のネコちゃんの約70%が歯周病と言われており、 我々の研究でもほぼ100%の猫ちゃんで歯周病菌が観察されています。 腎臓病を悪化させる要因は多いですが、上記のいくつかは飼い主さんのちょっとした気遣い次第で改善できるかもしれませんね。