乳酸菌ってなにがいいの？今さら聞けない基本と選び方

腸内環境が体全体の健康に直結していることは、最近の研究で明らかになっています。 腸内には約100兆個の細菌が存在しています。そのバランスが崩れると、消化不良や免疫力の低下、さらには肌荒れや気分の変動など、さまざまな不調を引き起こす可能性があります。 そんな腸内環境を守るために、乳酸菌サプリメントが有効だとされていますが、どのような基準で選べばよいのでしょうか？

乳酸菌は腸内に存在し、善玉菌として腸内フローラ（腸内細菌叢）を整える役割を担っています。乳酸菌は腸内の環境を整えるだけでなく、腸内フローラのバランスをサポートし、健康維持に寄与します。特に、乳酸菌は腸内での有害物質を抑制する作用が期待されています。

乳酸菌というとヨーグルトや乳酸菌飲料というイメージが強いですが、普段私たちが食べている食品からも摂ることが可能です。 ■穀物加工食品…味噌、納豆、塩麹、臭豆腐、など ■魚類加工食品…塩辛、鰹節、など ■野菜加工食品…漬物、キムチ、など ■酪農加工品…ヨーグルト、チーズ、乳酸菌飲料、など ■酒類…日本酒、焼酎、甘酒、など ただし、一度に摂れる量や種類は限られます。 そのため、効率よく摂るためにオススメなのがサプリメントなんです。

乳酸菌サプリメントの大きなメリットは「乳酸菌の種類を選択できる」ことです。乳酸菌には様々な種類があるので、自身の悩みや状態などに合わせて選ぶことができます。 そのほかにも以下のようなメリットがあります。 ・様々な形状から選べる（カプセル、錠剤、粉末など） ・持ち運びしやすく、摂取する場所を選ばない ・成分含有量の記載があり、摂取量を把握しやすい ・手軽に購入でき、継続しやすい ・複数の乳酸菌を同時に摂ることができる

乳酸菌サプリメントには「生菌」と「死菌」の2種類があります。 ■生菌 生きた菌。胃酸などの影響を受けやすい。短鎖脂肪酸などの有用成分を生み出し、腸内環境を整えてくれます。 ■死菌 加熱殺菌された死んだ菌。胃酸などの影響を受けず、安定性があります。菌そのものは働けませんが、腸内では細菌の餌となり腸内環境をサポートします。 それぞれ異なる特長があるため、目的に応じて選ぶことが大切です。

乳酸菌サプリメントは、腸内環境を整え、健康維持に役立つとされています。 しかし、製品を選ぶ際には、乳酸菌の種類やサプリメントの形状、摂取の手軽さなどを考慮することが大切です。特に、臨床試験でも効果が確認されている乳酸菌サプリメントを選ぶと、より安心して摂取できます。 腸内フローラのバランスをサポートし、日々の健康維持に貢献するために、自分に合った乳酸菌サプリメントを見つけて、内側から整える習慣を始めてみませんか？

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