伝統的なカップ＆ソーサーの形とは？

誰もが一度は目にしたことのある伝統的な カップ＆ソーサーの形。今回はあの有名な ウェッジウッドの商品を使ってそれぞれの カップの形の特徴をご説明します

（リーシェイプ） カップ本体はやや丸みを帯びたボウル型 上部に向かってわずかに広がる優雅な曲線を 描いています。これにより柔らかな印象を 与えつつも安定感が感じられます。 カップの底にはやや高めのフット（台座）が ついており上品さと同時にテーブル上での 存在感を際立たせます。このフットベースが あることで、カップ全体のバランスが整い クラシックな印象が強調されています。

（キャンシェイプ） カップの本体は直線的で、ほぼ円筒形を しています。一般的なティーカップや コーヒーカップに比べ、胴部にくびれが なく、すっきりとしたラインが特徴です。 この直線的なデザインはキャンシェイプの モダンで無駄のない印象を強めています。 キャンシェイプは持ちやすさや飲みやすさに 重点が置かれており実用的なカップとして 人気があります。

（インペリアルシェイプ） インペリアルシェイプはカップの側面が垂直に 立ち上がる形状をしています。垂直な側面と 安定感のあるデザインによりエレガントで 格調高い印象を与えます。主に紅茶用の カップとして設計されていますが コーヒーにも使用できる汎用性があります

（ピオニーシェイプ） ピオニーシェイプのカップは上部に向かって 大きく広がる形状が特徴です。この広がりが まるで花が咲いているような印象を与え 優雅で華やかなデザインとして映えます。 このデザインは特にお茶の香りや味わいを 引き立てるためティーカップとして人気です カップは比較的浅く柔らかい丸みを帯びた形を しています。この丸みがピオニー（牡丹）の 花のような柔らかさを演出し伝統的な フォーマルな場にもふさわしい上品な印象を 与えます。