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安全靴・作業靴の基礎知識

公開日:2025/01/30 更新日:2025/01/31
■ 安全靴とは・・・
安全靴とは、日本産業規格(JIS)の規定に合格した靴で、作業中の事故から足を守る機能を備えています。 工事現場や鉱業、建設業などの足への危険を伴う作業場で着用されます。
■ プロテクティブスニーカーとの違い
安全靴・・・JIS規格(日本産業規格) プロテクティブスニーカー・・・JSAA規格(公益社団法人日本保安用品協会) 多くの人は先芯のあるスニーカーを「安全靴」と呼んでいるかと思いますが、実は呼び方が違います。 実際知っていても「安全靴」の方が通じるので「安全靴」と呼ぶ人も多いことでしょう。 耐久性、表底の剥離のしにくさを重視するならばJIS規格の「安全靴」、JIS規格品の安全靴と比べてると耐久性が劣る場合がありますがデザイン性と軽量性を重視するならば「プロテクティブスニーカー」をおすすめします。
■ JIS規格を満たした「安全靴」
安全靴とは、日本工業規格(JIS)の「JIS T 8101」に合格した靴で、着用者の足を保護するための機能を備えています。 JIS規格の安全靴には、次のような特徴があります。 ・甲被は革製、総ゴム製、総高分子材料製に限られている ・靴底はゴムまたは発泡ポリウレタンでなければならない ・先芯によるつま先の保護性能が一定以上ある ・滑り止めを備えている ・甲被と靴底のはく離強度の下限規格値を満たしている また、作業区分に応じて、超重作業用(U種)、重作業用(H種)、普通作業用(S種)、軽作業用(L種)の4つの種類があります。 安全靴は、工事現場や重機、重量のある部品を取り扱う工場、鉱業、建設業などの足への危険を伴う作業場で着用します。 ▽ 当店で取り扱っているJIS規格の安全靴は下記の2点になります。
■ JSAA規格の「プロスニーカー」
プロテクティブスニーカー(プロスニーカー)とは、JISを基に作られた規格(JSAA)のスニーカーです。 当店でも人気のアシックスやミズノの多くはプロテクティブスニーカーに該当します。 つま先の保護性能については、安全靴のS種・L種と同じ性能を持っていますが、甲被材料や底材については、安全靴に比べ耐久性が低く設定されており、普通作業~軽作業に適しています。 JSAA規格の主な特徴は次のとおりです。 ・甲被素材に自由度があるため、軽量感がありデザインが豊富 ・JIS規格合格品と比べて基準が低く、安全性や耐久性には劣る可能性がある ・A種は普通作業用の規格、B種は軽作業用の規格で、A種の方がより強固な規格となっている JSAA規格を満たした製品には、型式認定合格標章(マーク)と型式認定合格品タグが取り付けられます。
■ デザイン性の「セーフティーシューズ」
安全靴でもプロテクティブスニーカーでもない靴をセーフティーシューズや安全スニーカー、作業靴といいます。 先芯があってもJIS基準をクリアしていなければ安全靴とは呼べず、JSAA規格をクリアしなければプロテクティブスニーカーとは呼べませんが、規格相当の靴も存在します。 セーフティーシューズの特徴は、次のとおりです。 ・安全靴と比べて長時間履いていても疲れにくく、軽量で動きやすい ・JIS規格に適合する必要がないため、さまざまな素材が採用可能 ・デザイン性の高い、カジュアルな印象のモデルが多い セーフティーシューズは、軽作業や倉庫作業、オフィス業務、小売業など、比較的リスクの少ない作業環境で使用されます。 セーフティーシューズを選ぶ際は、「高所作業用」「消防操法用」「厨房靴」「メディカルシューズ(ナースシューズ)」のように作業内容や環境に合った、安全性の確かなものを選ぶことが大切です。
【セーフティーシューズ(先芯あり)】
【先芯なし作業靴】
【高所作業用】
【消防操法用】
【厨房用】
【メディカルシューズ】
■ 靴の選び方
安全靴・作業靴は必ず、作業者にフィットしていなくてはなりません。 サイズが合っていないとケガの原因にもなるので ・フィットするか ・サイズが合うか ・足幅が合うか ・実際に正しく歩けるか をしっかり確認することが大切です。 ネットショップで購入する場合は難しいかと思いますが、在庫があれば交換も可能です。 ショップとのやりとりが面倒でも安全のためにご連絡ください。