ピアスはどの位置に開ければよいか

ピアスホールを開ける位置は、耳たぶの中央より少し下、耳の端から5mm程度がよいでしょう。 直径が小さなフープピアスを使用したい場合は、ピアスホールが耳たぶの端の方に無いとピアスポストの長さが足りないため使用できません。 逆に極端に耳たぶの端の方にピアスホールを開けると重さでピアスホールが伸びたり、引っ掛かって裂けたりする場合があります。 耳の端から5mm程度の位置に開けるのがベストな理由は ・フックタイプやフープタイプのピアスが引っかかりにくい ・どんなピアスも似合いやすい ・安全な位置で、ホールを安定させることができる 耳たぶの形や大きさ、つけたいピアスの種類によって、最適な位置は異なりますので、不安な方はお近くの専門医に相談されるものよいでしょう。

ピアスを開けるには大きく分けて自分で開けるか、病院で開けるかの2種類があります。 ピアッサーで開ける場合は数百円～1500円程度の費用で済みます。 病院で開ける場合は医院に確認が必要ですが一般的には3000円～6000円程度だと思われます。 それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。

ピアスを開けるには、皮膚科や耳鼻科などの医療機関で施術を受けるのが最も安全です。 医師が衛生的な環境で施術を行い、適切な位置にピアスを開けます。 ピアスの穴を開ける病院の例： 皮膚科、耳鼻咽喉科、形成外科、 美容外科（美容クリニック) ピアスの穴を開ける際は、開けたい部位に対応している病院を選ぶ必要があります。特に、軟骨やボディピアスを開けたい場合は、あらかじめ施術が可能か確認しておきましょう。 またピアッサーやファーストピアスの持ち込みが可能な医院もありますので、合わせて事前に確認しましょう。 ピアスホールを開ける位置に要望がある場合は、写真などを持って行って担当医に見せるのもよいかもしれません。

ピアスホールを病院で開けるデメリットは以下の通りです。 ・自分で開ける場合に比べて費用が高額になる ・平日午前～夕方までしか営業していない医院もあるため、仕事をしている人は来院しにくい ・近くにピアスホールを開けてくれる医院が無い場合 ・予約していないと診察まで長時間待たされる場合もあります

自分でピアスホールを開ける場合はピアッサーを使用するのがお勧めです。 ピアッサーは高度管理医療機器に認定されているので、国が認めた設備で製造され、安全に管理されて滅菌された状態で販売されています。 密閉された状態でお手元に届いて、1回使い切りなので清潔な状態でピアスホールを開ける事が出来ます。 ピアス初心者の方はバネ式のピアッサーがお勧めです。 バネの力を利用して一瞬でピアスホールを開ける事が出来ます。 ピアッサーには他にもハンドル式のピアッサーがあります。 バネ式のピアッサーと比べると少しだけ取り扱いが難しいのですが、太めのゲージのピアスホールを開けたりできるメリットがあります。 ピアッサーには取扱説明書が同封されていますので、取扱説明書をよく読んでから使用してください。

自分でピアスホールを開けるデメリットは以下の通りです。 ・ピアッサーの取り扱いを誤ってしまった場合はピアスホールの位置がずれたり、開けられなかったりする ・自分以外の人にピアッサーは使用できないので自分で操作する必要がある

PIENAで取り扱い中のピナック2や瞬間ピアッサーはバネ式のピアッサーです。 一瞬でピアスホールが開けられるので、初心者にもお勧めのピアッサーです。 ファーストピアスの素材は医療機器などにも使用されるサージカルステンレス製ですので金属アレルギーの方にも安心してご使用いただけます。

サージカルステンレス製でもごくまれに金属アレルギー反応が出てしまう人がいます。 そういった方にはチタン製のピアッサーもご用意があります。 チタンはサージカルステンレスよりさらに金属アレルギー発症確率が低いとされています。

ピアッサー位置固定機能付きで狙った位置にピアスホールが開けられるピアッサーです。

ピアスホールが汚れていると化膿したりしてトラブルになる場合があります。 ピアスを開けてからピアスホールが完成するまでの約1カ月間はピアスを外さないようにしましょう。 ピアスホールが完成した後も定期的にメンテナンスをしてピアスホールトラブルを防ぎましょう。