カレッジリングとは、学校の卒業記念に製作される、大きな指輪と理解されているかも知れません。
詳細を記載したページをご紹介しつつ、カレッジリングとは何かに迫ります。
より詳細な情報は以下ページからご覧いただけます。
欧米の男性が大ぶりの指輪を着けているのを見た方もいると思います。
映画トップガンのアイスマンは海軍士官学校カレッジリングを着用しており、トランプ政権の暴露本出版で話題の元米大統領補佐官のジョン・ボルトン氏もイエール大ロースクールのカレッジリングを着用しています。
またいわゆる「ビンテージ」と呼ばれる中古品も多く出回っています。
つまり一般的な認識は「学校名が入った大きな指輪がカレッジリングで、いらなくなった人が売った中古品がたくさんある」かも知れません。
しかしながらカレッジリングは「新品」で「一つから」「個人の思いを込めて作る」のが本来の姿なのです。
カレッジリング(College Ring)は実は和製英語。
正式な英語ではClassification Ring(通称:Class Ring)と言います。Classificationは「分類・属・区分・格付け」等の意味を持ち、自らの出自を表します。
" スポーツの優勝時に作るチャンピオンリング(英語表記ではchampionship ring, 団体スポーツの場合はchampions ring)、クラブやグループなど同好の志で仲間の証しとして作る「クラブリング」(club ring)、表彰や褒章を受けた記念の際の「記念リング」(award ring)、企業のマークや周年記念で作る「コーポレートリング」(Coprporate ring)、職人がある程度の地位になった場合に作る「メソニックリング」(free mesonic ring)がある。
結婚時のマリッジリングをカレッジリングと同じ形状で作る場合もある。 "
(引用:Wikipedia「カレッジリング」)
つまりクラスリング・カレッジリングは、優勝・卒業(学位取得)・資格取得等に合わせて作る「勲章」なのです。
そして同じ形状でも、リングに込める思いやデザインによって様々な別名を持ちます。
後述しますが、日本においてはアイビーリーグのイメージが強く、大学を表すCollege Ringで定着したと考えられています。
上記の通り、リングに込める意味で名称が変化します。
卒業を記念したものであれば、「学校名」「学校章」「卒業年」は入れたいと思うでしょう。
プロスポーツならば「大会名」「チームロゴ」「優勝年」「選手名・背番号」を入れたいと考えることでしょう。
一方、会社ロゴだけ入れたいという場合は、トップに彫刻を施したシグネットリングをご提案することもあります。
弊社では、お客様のご要望やロゴに合わせて、適切なリングモデルをご案内しております。
この点からも本来の「Class Ring」は取得した学位や出自、獲得したタイトル・優勝を表すものなのです。
"class ringのclassは「階級」であり、この場合は卒業した学校・資格(学位・国家資格等)・所属団体・コンテスト優勝の名誉等を指し、正確にはclassification(階級・格付け)ring と言う。つまり、栄誉や記念、あるグループに所属する「それを身に着けるに値する者のみ」のプライドを表現するものである。その発展形が、北米4大プロスポーツリーグなどの優勝記念品のチャンピオンリングでもある。”
(引用:Wikipedia「カレッジリング」)
その他、カレッジリングの歴史や成り立ち、製法や構造について、さらに詳細な情報は以下のページからご覧いただけます。