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枕と眠りのおやすみショップ!
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枕はどうやって選べばいい?まくらの種類と選び方
枕はどうやって選べばいい?まくらの種類と選び方
公開日:2024/08/16 更新日:2024/12/16
「枕選びに悩んでいる…」そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。現在、市場にはさまざまな種類の枕があり、自分に合ったものを見つけるのは一苦労です。 しかし、枕選びは快適な睡眠と健康に直結する重要な要素です。 そこで、枕だけで800種類以上取り扱っている当店が、プロの目線で自分にぴったりの枕の選び方をとことん解説します。さらに、皆さんのニーズに合ったおすすめの枕もご紹介します。 睡眠の質や身体の健康にかかわる「枕」。 まくらを選ぶ際には、素材や高さ、硬さ、形、大きさなどを考慮し、自分の睡眠スタイルや体型に合ったものを選ぶことが重要です。 こちらの記事がぴったりな枕が選べる手助けになれば幸いです。
なぜ枕が必要なの?
枕は、頭と首を支え、背骨の自然な姿勢を保つために重要です。これにより、寝ている間も身体にかかる負担を軽減し、リラックスした質の高い睡眠が得られます。 枕は正しく選ぶことで、快適な睡眠と健康のサポートになりますが、選び方が合わないと逆効果になることもあります。枕なしのメリットやデメリット枕選びのポイントを紹介!
なぜ枕が必要なの?≫
枕の高さで選ぶ
枕選びで「高さ」は重要です。高すぎると首や肩に負担がかかり、痛みや頭痛、首のシワの原因になります。低すぎると血が頭に上り、寝付きが悪くなり、熟睡を妨げます。枕の高さは好みに加え、体格や性別なども基準になります。 ■体格による傾向 枕の高さは体格に影響されます。肩幅が広い人は高め、狭い人は低めの枕が適しています。運動習慣がある人は背骨のS字カーブがしっかりしているため、高めの枕を好む傾向があります。寝姿勢や首のカーブに合った枕を選ぶことで、首や肩への負担を減らし、快適な睡眠が得られます。 ■性別による傾向 一般的に、男性は高めの枕、女性は低めの枕を好む傾向があります。男性の場合、使用時で2~5cm、女性は1~3cm程度が目安です。これは、女性の方が首の深さが浅いことに起因します。 ■使い慣れた枕による傾向 今まで硬めの素材がはいった枕を長年使用していた方の場合は高め、柔らかめの素材が入った枕を長年使用していた方は低めを好む傾向があります。 ■好みや感覚も大事に 同じ体型や体重でも、合う枕は人それぞれ異なります。枕の高さは個々の好みや感覚に大きく左右されるため、最も大切なのは自分の心地よさを重視することです。 枕の高さを重視する方には、中素材の出し入れが可能な「高さ調整機能付き枕」がおすすめです。自分好みの高さに調整でき、違和感がある場合でも簡単に高さを調整できます。
【1.枕の高さで選ぶ】体格/性別/使い慣れた高さ~ ≫
枕の中素材で選ぶ
枕の中素材は、寝心地を決める大切なポイントです。 素材によって硬さや柔らかさ、フィット感、香り、通気性などが異なり、睡眠の質に大きく影響します。 各素材の特徴を詳しく紹介! ■ポリエステルわた 人工繊維のわた素材。クッション性があり、枕やクッションの定番素材です。ふんわりとした柔らかさとボリューム感のある滑らかな素材なので、やわらかめの枕が好みの方におすすめです。 ■羽根(フェザー) 水鳥の羽を採取して、洗浄・消臭を施した天然素材。たくさんの空気を含むため、ふんわりと包み込むような独特の触感が特徴です。 ■パイプ ストローを細かく切ったような形状をした合成樹脂で作られている素材。硬めでしっかりとした寝心地が特徴です。その他にも備長炭を練り込んだパイプやもっちり柔らかいパイプもあります。 備長炭パイプは、合成樹脂のパイプ素材に備長炭を練りこんだ特殊なパイプ素材。硬めでゴツゴツした寝心地が特徴です。 低反発パイプは、もっちりソフトタッチな柔らかいパイプ素材。従来のパイプの硬めの寝ごこちと違い、適度な柔軟性と反発力により、枕が寝姿勢にフィットしてくれます。 ■そばがら(そば殻) そばの実の殻を乾燥させることで通気性と吸湿性に優れるので、温暖湿潤の日本の気候に適した素材。睡眠中の余分な熱を逃がし、汗や湿気などの水分を吸収してくれます。 ■ウレタン(低反発) まるでマシュマロのようなスポンジ状の素材です。ゆっくり沈み、ゆっくり戻る、独特の触り心地です。元々は、NASAのスペースシャトルの宇宙飛行士のために開発されました。 ■ラテックス(高反発) ラテックスとは、ゴムの木から採った樹液を加工した天然素材です。 弾力性と高反発性があり、しっかりと首もとを支える弾力性を保ちながら、ふんわり柔らかな感触を実現しています。独特のフィット感があります。 ■ビーズ素材 発泡スチロールを0.5mm程の小さい粒状にした超極小マイクロビーズ素材。 ビーズの高い流動性により、体型や寝姿勢に合わせて枕の形状が頭にフィットしてくれます。外生地やカバーの伸縮性によって、柔らかい寝心地からしっかり安定した寝心地まで自由自在です。
■ミニボール 穴が開いている直径1cmほどのプラスチックボール素材。パイプ素材と比較してゴツゴツ感が強いですが、柔軟性とクッション性もあります。 ■ひのき(ヒノキ) ひのき独特の爽やかな香りでリラックス効果があり、抗菌・防虫効果も期待できる天然素材です。吸湿性や通気性が良く夏場でも蒸れにくく、快適に使用できます。硬めの寝心地です。 ■メッシュ 三次元スプリング構造体・メッシュ・高通気素材は、優れた通気性で蒸れにくく、汗や熱を効率よく発散します。湿気を抑え衛生的で、速乾性にも優れ、お手入れが簡単。軽量で扱いやすく、季節を問わず快適な睡眠をサポートします。
【2.枕の素材で選ぶ】硬さ柔らかさ/フィット感/通気性 ≫
枕のサイズで選ぶ
枕の大きさは体型や好みによって異なります。一般的なサイズは43×63cmで、これを基準に、35×55cm(小さめ)、50×70cm(大きめ)、子供用の29×40cm、横長の43×120cmなどがあります。用途に合わせて選びましょう。 ■43×63cmサイズ 標準的なサイズです。 一般的に日本のお布団にもピッタリで、人間の肩幅と枕の横幅が同じになるサイズです。標準的な枕の大きさは、市販されている枕カバーの種類も豊富で、男女ともにお使いいただけます。 ■35×55cmサイズ 標準的なサイズより一回り小さくなります。 昔の枕はこのサイズが主流でした。コンパクトなサイズで、お子さまや女性におすすめです。 ■50×70cmサイズ 標準的なサイズより一回り大きくなります。 ゆったりと余裕のあるサイズで、ホテルなどでもよく使われているサイズです。ゆったりワイドなサイズなので、包まれて眠れるような寝心地になります。 ■43×120cmサイズ 2人用の枕サイズ。 頻繁に寝返りをする方に特におすすめです。最近ではこの大きな枕を一人で使う方も増えています。 ■29×40cmサイズ ジュニアサイズです。 お子さまにおすすめです。市販のジュニアサイズ枕カバーはこのサイズになります。
【3.枕の大きさで選ぶ】体型やお好み、一般的なサイズ ≫
枕の形で選ぶ
枕と言ってもその形状・カタチは様々。 昔からある一般的な形状の他にも、くぼみタイプ・波(ウェーブ)型・ハート形・肩までサポートタイプ・ユニット(分割)タイプなど、たくさんの種類があるので、自分にあったタイプをみつけましょう。 ■標準タイプ 一般的なカタチ。 素材をそのまま袋に詰め込んだタイプで、中心部ほどボリュームがあります。ほとんどの枕はこのカタチです。 一般的な形のため、中素材の選択肢も多くカバーの種類も豊富ですが、一般的な形ゆえ自分にあったものを探すのが難しい場合もあります。 ■くぼみタイプ 中央部分がくぼんだカタチでドーナツ状の枕です。 くぼみの部分に頭がすっぽりとおさまるので、安定感があります。 一方でくぼみの深さや位置が一律であるため、頭の大きさや首の長さによっては思ったような寝心地にならない場合もあります。 ■波(ウェーブ)型タイプ 横から見ると波のように流曲線になっているカタチ。 低反発枕に多く見られるカタチで、首もと部分をしっかりサポートしてくれます。 逆に、一般的な平らな枕を使っていた人にとっては、ウェーブ型枕の形状に慣れるまで時間がかかることがあります。初めは違和感を覚える場合があります。 また、仰向けで寝る場合、ウェーブが体に合わないと逆に首に負担がかかることがあります。 ■ハート形タイプ ハートのような丸みを帯びたカタチ。 首もとの部分のボリュームが抑えられているので、首への負担を最小限に抑えています。 カタチが特殊なので、サイズや素材の選択肢が限られており、ハート形は主に低反発枕に多く見られるカタチです。 ■肩までサポートタイプ 肩までサポートするカタチ。 頭だけでなく肩まで乗せられるタイプで、頭部だけで支えるより上半身の体重をより多くの面積で支え、体圧分散できる形です。 首や肩への負担が減ることが期待できる反面、枕自体が大きいのでスペースを取る、専用の枕カバーしか使えないなどのデミリットも。 ■ユニット(分割)タイプ 中がユニットに分かれているカタチ。 枕の中が分割されていて、高さや中素材が異なっています。分割されていることにより、素材が偏らず高さが安定します。 また、中央よりサイドを高めにして、横向き寝や仰向けで異なる高さで眠れるよう設計されている枕もあります。
【4.枕の形で選ぶ】ウェーブ/ユニット/ハート/肩まで ≫
枕難民、枕を選ぶのが難しいと感じる方に
■オーダーメイド枕 最近は多くの商業施設や寝具店でオーダーメイド枕を取り扱っているお店が増えています。 店舗で枕に詳しい店員さんと相談しながら自分だけの枕を作ることができます。 近くにオーダーメイド枕のお店がない場合には、店舗へ行かずともインターネット上で質問するだけで、オーダーメイド枕が作ることもできます。 また、セミオーダー枕として自分で素材やカタチ高さを選んで作る枕もあります。 他にも、枕をいくつかレンタルするサービスなどもあり、実際に試して購入するという方法もあります。 こちらの記事を参考に、ぜひぴったりの枕を見つけてください。
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