PSEマークとは？安全な電気用品の見分け方

普段使っているスマホの充電器や家電製品に、このような丸やひし形のマークがついているのを見たことはありますか？

これは「PSEマーク」と呼ばれる、日本国内で販売される電気用品の安全性を示す大切なマークです。 「そもそもPSEマークって何？」「マークがないとどうなるの？」「ひし形と丸形の違いは？」など、疑問を持つ方も多いでしょう。 この記事では、PSEマークの意味や重要性、種類の違いについて分かりやすく解説します。 安全な電気用品を選ぶために、ぜひ参考にしてください。

PSE( Product＋Safety＋Electrical appliance & materials) マークは、日本の「電気用品安全法（DENAN法）」に基づき、電気用品の安全を確保するためのマークです。 電気用品安全法は、電気製品による火災や感電といった危険や事故の防止を目的とした法律で、日本国内で販売される多くの電気用品が対象とされています。 対象となる電気用品は、次の2つのカテゴリに分かれています。 1. 特定電気用品：特に安全性が求められる製品（例：スマホのAC充電器、電源タップなど） 2. 特定電気用品以外の電気用品：一般的な電気用品（例：モバイルバッテリー、LED照明など） これらの製品は、法律に基づいた適合性検査や品質管理が義務付けられており、基準を満たしたものにPSEマークを記載することができます。 また、PSEマークの近くには届出事業者名（製造・輸入事業者名）を記載することが義務付けられています。これにより、どの会社が製品の安全性を保証しているのかが分かる仕組みになっています。

日本国内でPSEの適合・PSEマークの表示が義務付けられている電気用品にPSEマークが記載されていない場合、その製品の製造・輸入・販売はすべて違法です。 また、PSEマークのない電気用品を販売・販売目的で陳列するなどの違反をした場合は、以下の罰則が適用される可能性があります。 • 1年以下の懲役/100万円以下の罰金（個人） • 1億円以下の罰金（法人） このため、電気用品を購入する際は、PSEマークがきちんと表示されているかを確認することが大切です。 当店販売のオウルテック製品はもちろん、すべてPSEマーク表示/PSE適合商品です！ご安心ください✨

PSEマークには、「ひし形」と「丸形」の2種類があります。それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

■ひし形のPSEマーク ひし形のPSEマークは、特定電気用品に付けられるマークで、特に高い安全基準が求められる製品に適用されます。 ひし形PSEマークの特徴 • 対象製品：高危険度とされる電気用品（例：AC充電器、電源タップ、電動工具など） • 適合基準：国が指定した登録検査機関による適合性検査をクリアする必要がある • 表示義務：PSEマークのほかに、製造・輸入事業者名の併記が必要 例えば、当店で取り扱っているスマートフォン用AC充電器やACアダプターなどは、ひし形PSEマークが必要な製品です。

■丸形のPSEマーク 丸形のPSEマークは、特定電気用品以外の電気用品に付けられるマークで、事業者が自社でPSEの安全基準を満たした製品の生産・製品管理を行っていることを示しています。 丸形PSEマークの特徴 • 対象製品：一般的な電気用品（例：モバイルバッテリー、LED照明など） • 適合基準：事業者が自社でPSE適合性を確認、管理を行う • 表示義務：製造・輸入事業者名の併記が必要 当店で販売しているモバイルバッテリーやハンディファンなど、リチウム2次電池を使用した製品が、この丸形PSEマークの対象です。

• PSEマークとは：日本の電気用品安全法に基づき、安全基準を満たした製品であることを示すマーク。 • PSEマークがないと：販売や製造が違法になり、罰則の対象となる。 • ひし形PSEマーク：特定電気用品に必要で、国が指定する検査機関の審査が必須。 • 丸形PSEマーク：特定電気用品以外の電気用品に必要で、事業者が自主的に基準を満たす。 PSEマークは、消費者が安全な電気用品を選ぶための重要な指標です。 これから充電器やモバイルバッテリーなどを購入する際は、PSEマークの有無をチェックし、安心して使える製品を選びましょう。