AC充電器選びで失敗しない！ポイントを押さえて選ぼう

スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどの電子機器を充電するAC充電器は、今や私たちの生活に欠かせないアイテムです。しかし、さまざまな規格や仕様が登場する中、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 今回は、AC充電器を選ぶ際のポイントをわかりやすくお伝えします。ご自身にぴったりなAC充電器を選んで、充電時の悩みを解消しましょう！

まずは、使用する充電ケーブルの接続端子(コネクタ)に合ったポートを持つAC充電器を選びましょう。 たとえば「USB Type-C to Cケーブル」を使っている場合、「USB Type-Aポート」しかないAC充電器では充電できません。 購入前に充電ケーブルの充電器側に挿すコネクタの形状を確認するのがベストです。 また、USB Type-Cポート・Type-Aポートの両方を搭載したAC充電器なら、充電ケーブルの充電器側コネクタがどちらであっても対応できます。

複数の端末を同時に充電したい場合、AC充電器のポート数は大切です。1ポートのAC充電器もありますが、2ポート以上のAC充電器を選べば、まとめて充電できて非常に便利です。 自分の充電環境や充電したい端末の数に合わせて、適切なポート数のAC充電器を選びましょう。

AC充電器には「ワット数」があり、これは充電の速さに直結します。一般的にはワット数が大きいほど早く充電できますが、スマートフォンなどの充電する機器もその入力に対応している必要があります。 多くのスマートフォンは最大30W(ワット)程度の入力まで対応していますが、実際には充電時にロスが発生します。 スマートフォンを充電する場合は、12W～45W程度のAC充電器を選ぶとより効率的な充電が可能です。 なお、ノートパソコンをAC充電器で充電したい時には、最低でも45W以上の製品を選びましょう。 ※充電ケーブルもAC充電器と同じく対応ワット数があり、両方を確認して選ぶのがおすすめです。

さらに、複数ポートのAC充電器では合計出力も考慮する必要があります。同じポート数の充電器でも、合計出力の大小によって複数台同時に充電をする際の充電速度が大きく変わります。 充電速度を重視するのであれば、合計出力もチェックしておくと安心です。

AC充電器は電気に関わる製品であり、安全性の高さが何よりも重要です。 日本では「PSEマーク」が製品の安全性を示す指標として使われています。これは「電気用品安全法（PSE）」という法律に基づき、その製品が安全確保に関する国内基準を満たしていることを示すマークです。 ※PSE：Product + Safety + Electrical appliance & materials の略 ※AC充電器はPSEの認証が義務付けられている製品です。万が一の事故を防ぐためにも、必ずPSEマークの有無を確認し、マークのないAC充電器は選ばないようご注意ください。

PSEマークは必須ですが、さらに保護機能が搭載されている製品を選ぶとより安心です。 たとえば「過電流保護」「過電圧保護」「短絡保護」といった機能があると、過電流などの異常を検知した際に電流を止め、事故を未然に防ぐことができます。 安全性をしっかり確認した上でAC充電器を選ぶことをおすすめします。

AC充電器を持ち運ぶことが多い方には、小型のキューブ型や薄型の製品がおすすめです。特に、旅行や外出時にはコンパクトなサイズや形状のものを選ぶと便利ですね。

また、デザインやカラーも最近はシンプルなものからカラフルでおしゃれなものまで、さまざまな商品があり選択肢が増えています。 自宅やオフィスで使用する場合は、インテリアに合わせたデザインを選ぶと雰囲気を壊さず、場になじませることができます。見た目にもこだわりながら、使いやすいAC充電器を選びましょう。

今回は、AC充電器を選ぶ際のおすすめポイントをお届けしました。 これまで「違いが分からず何となく買っていた」「選ぶのを失敗したかも…」という方も多いと思います。 ぜひおすすめポイントを参考に、ご自身にぴったりのAC充電器を見つけて、快適な充電ライフを楽しんでくださいね！