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花まつりと甘茶の魅力

公開日:2025/03/13 更新日:2025/03/16
【春の花まつりとは?】家族で楽しむ日本の伝統行事 春になると、全国のお寺で行われる「花まつり」。 これはお釈迦さまの誕生日(4月8日)をお祝いする行事です。 たくさんの花で飾られた「花御堂(はなみどう)」に、甘茶(あまちゃ)をそそいでお祝いする風習があり、お子さまの健やかな成長を願う「稚児(ちご)行列」も見どころのひとつ。 春のやさしい空気のなかで、家族みんなで心あたたまる時間を過ごしてみませんか?
【甘茶とは?】春だけの特別なお茶 花まつりで欠かせない「甘茶」は、ヤマアジサイの葉を使った自然の甘いお茶です。 砂糖を入れていないのに甘く、ほんのりとした優しい味わいが特徴。 昔から「元気に過ごせますように」と家族の幸せを願って飲まれてきました。 最近では、自宅で手軽に楽しめる甘茶もあり、おうちで春の気分を味わいたい方にもぴったりです。
【どうして甘茶をお釈迦さまにかけるの?】花まつりの大切な意味 花まつりでは、右手で天を、左手で大地を指したお釈迦さまの像(誕生仏 たんじょうぶつ)を色とりどりの花で飾った「花御堂(はなみどう)」に安置します。 このお像に甘茶をそそぐのは、お釈迦さまが生まれた時、天から甘露(かんろ)という不老不死の霊水が降ったという伝説にちなんでいます。 甘露に見立てた甘茶をそそぐことで、「お釈迦さまの力がいつまでも続き、みんなを守ってくれますように」という願いが込められています。 また、花御堂の華やかな飾りには、「美しい花で仏さまにお供えする」という意味があり、仏さまが歩く道に花をまく「散華(さんげ)」という行いにならったものです。 このように、花まつりには「命の大切さ」や「家族のしあわせ」を願う思いがたくさん込められているのです。
【かわいい稚児行列】子どもの成長を願って 花まつりといえば稚児行列(ちごぎょうれつ)も人気です。 小さな子どもたちが、きらびやかな着物や袴(はかま)、冠を身につけ、お寺までゆっくり歩きます。 この行列は、「お釈迦さまのように、元気に、立派に育ちますように」という願いが込められています。 お釈迦さまの誕生を祝うと同時に、地域の子どもたちの幸せを願う大切な行事でもあります。
【花まつりの楽しみ方】お寺だけじゃない楽しみ方も! 花まつりはお寺で行われる行事ですが、最近では地域イベントや家庭でのミニ花まつりとしても楽しめます。 例えば、 ・おうちで甘茶を楽しむ ・春の花を飾って気持ちを華やかにする ・子どもと一緒に花まつりの意味を学ぶ そんな、日々のくらしの中に「ありがとう」の気持ちを込めた春の楽しみ方もおすすめです。
【まとめ】甘茶とともに春の幸せ時間 春だけの特別な行事「花まつり」。 美しい花、甘茶、そして稚児行列。 お釈迦さまの誕生を祝い、「みんなが元気で、しあわせに過ごせますように」と願う、日本のやさしい伝統です。 今年の春は、甘茶をいただきながら 家族や友人と心あたたまる時間を 過ごしてみませんか?