布おむつ育児の始め方ガイド！初めてでも安心な使い方と準備のコツ

最近は環境面や経済的な理由から、布おむつの良さが見直されています。 布おむつは、洗えば繰り返し使うことができますし、使い終わったおむつを収集日まで保管しておく必要がないのでニオイの問題も軽減されます。 紙おむつにくらべ、交換や洗濯の手間はかかりますが、親子のコミュニケーションの機会も増えるので、是非参考にしてください。

布おむつの種類には「輪おむつ」と「成形おむつ」があります。

輪おむつはさらしやドビー織の生地をカットし、輪になるように両端を縫い合わせているため「輪おむつ」と呼ばれます。 大きさはフェイスタオルくらいで、4つ折りにしたり、2枚を組み合わせたり、子どもの成長に合わせていろいろな使い方ができます。

成形おむつはナプキンのような形に成形されており、自分で折りたたむ必要なく、そのまま使用することができます。 輪おむつの畳み方をしらなくても、そのままおむつカバーに合わせるだけで使える簡単さが特長。コンパクトで持ち運びにも便利です。 輪おむつと合わせて使う方法もあります。

まずは「家にいるとき」「昼間だけ」からはじめてみたいという方に、何がどれだけ必要か、一般的な例をお伝えします。 ・布おむつ 10～20枚（輪でも成形でも可） 多いときは日中でも1日7～8枚使うことがあります。 ・布おむつカバー：4枚以上 布おむつほどではありませんが、布おむつの汚れ具合で一緒に替える必要が生じます。 ・つけ置き用のバケツやおまるなど これは無くても始められます。 汚れたおむつはトイレの中でさっと洗って、洗面台に水を張って付けておくでもOK。 ちなみに我が家はかわいいホーロー鍋を使っていました。 ・洗剤 特別な洗剤ではなくても大丈夫。 ご家庭で使っているものをご使用ください。

成形おむつはおむつカバーに合わせればOKで特に難しくないと思いますが、輪おむつは基本の畳み方を知っておくと便利です。 そこで基本の畳み方と少し応用編もご紹介します。

当店で扱っている布おむつは蛍光剤や糊などを使っていないため、事前に水通しをしなくてもお使いいただけますが、一般的な水通しの方法や洗濯方法はこちらをご参考にしてください。

布おむつにはメリットとデメリットがあります。 例えばメリットは ・赤ちゃんの肌に優しい。 ・エコで経済的。 ・ゴミの削減に繋がる。 デメリットは ・洗濯の手間がかかる。 ・外出時の管理が難しい場合がある。 など。 この両面を知っておくことで、紙おむつとの併用や、シーンによって使い分けるなど、より無理なく布おむつを取り入れることができるかと思います。

・初めは無理をせず、紙おむつと併用してみましょう！ ・家族と協力して作業を分担。 ・負担を考えて、便利なグッズ（洗濯ネット、つけ置きバケツ）も活用してみましょう。