パキラの魅力と育て方｜初心者でも簡単に楽しめる観葉植物
パキラは広げた手のような葉が特徴的な観葉植物で、乾燥に強く丈夫なため、初心者にも育てやすい種類です。
また、害虫がつきにくい点も人気の理由のひとつです。
特に目を引くのは「編み込み幹」で、これは人工的に幹を編み込むことで生み出されるユニークなデザインです。
この独特なフォルムはインテリアとしても映え、ナチュラルな雰囲気を演出してくれます。編み込みがない自然な幹も力強い美しさがあり、どちらのスタイルでも魅力的です。
基本情報
花言葉：快活、勝利
別名：発財樹
英名：Money Tree
学名：Pachira glabra
科目：アオイ科
属名：パキラ属
原産地：中南米
【植え替えのタイミング】
■5月から7月にかけて
目安としては2年に1回程度、一回り大きな鉢に植え替えましょう。ただし、根が鉢の底穴や地表に見えていたり、水の吸収が悪くなっている場合は、時期を問わず植え替えが必要です。
【肥料の種類と施す時期】
■5月から10月にかけて
固形緩効性肥料を2か月に1回程度与えるか、液体肥料を水に薄めて2週間に1度のペースで施しましょう。肥料の与えすぎは根腐れの原因になるので注意が必要です。
【育てやすさの難易度】
難易度：★★
[難易度の目安]
★１～２…（初心者向け）
★３ …（中級者向け）
★４～５…（上級者向け）
風水的な効果
パキラは「強い気を発する」とされ、エネルギーが必要な場所に置くとよいとされています。
■デスクや勉強机…集中力を高める。
■職場や店舗…金運が上がり、商売繁盛につながる。
■リビングの隅…悪い気を鎮め、良い気を呼び込み、リラックス効果も期待できる。
■玄関…外からの悪い気を払う。
■寝室…健康運を高め、疲れを癒す効果がある。
日当たりと環境
明るく風通しの良い場所が適しています。
春から秋にかけては屋外でも育てられますが、直射日光を避けるようにします。
秋以降は室内に移し、10℃以上を保つように管理してください。
寒さに弱いため、冬の夜間は冷え込む窓辺を避けて室内中央に移動させるとよいです。
水やりのポイント
■春～秋：土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与える。
■冬：休眠期に入るため、乾燥してから3～4日後に控えめに水やりをする。
■通年：葉水をすると葉の美しさを保ち、害虫予防にもつながる。受け皿に溜まった水は根腐れを防ぐためこまめに捨てる。
まとめ
明るく風通しの良い場所に置く。
土が乾いたら水を与え、冬は控えめに。
定期的な葉水で美しさを維持。
植え替えは5～7月が適期。
パキラは成長が早く、適切な環境で育てると力強く伸びる姿が楽しめます。
オフィスやリビングに取り入れれば、日々の癒しとなること間違いなし。
あなたの空間にも、ぜひパキラを迎えてみてはいかがでしょうか？