観葉植物の王様｜フィカス・ベンガレンシスの魅力と育て方

存在感たっぷりで癒しのインテリアとして人気の「ゴムの木」 その中でも、フィカス・ベンガレンシス(ベンガルゴム)は優雅な葉と力強い成長力で、おしゃれな空間づくりにぴったりです。 この記事では、初心者でもわかりやすいようにフィカス・ベンガレンシスの育て方について詳しく解説します。

フィカス・ベンガレンシスは、鮮やかな緑の大きな葉と白っぽい幹が印象的です。 葉の表面には細かい毛が生えており、触れると少しザラつきを感じます。 原産地はインドや東南アジアで、ゴムの木の中でも特に育てやすく人気の品種です。

花言葉：永遠の幸せ、すこやか、長寿 別名：ベンガルゴム、ベンガルボダイジュ 学名：Ficus benghalensis 科目：クワ科 原産地：インド、スリランカ、東南アジア ※植物分類は作成年によって異なることがあります。 [植え替え時期] ■5月～9月頃 頻度：2～3年に1回 根詰まりすると水が浸透しづらくなるため、鉢底から根が出てきたら早めに植え替えます。なお、剪定時には白い樹液（ラテックス）が出ます。肌に触れると炎症を起こすことがあるので注意します。 [肥料の種類と時期] ■4月～9月頃 固形緩効性肥料（2か月に1回）または薄めた液肥（2週間に1回） 生育がゆっくりになる冬場は肥料を控えます。肥料の与えすぎは根傷みや徒長の原因になるので注意が必要です。 難易度：★ [難易度の目安] ★１～２…初級 ★３　　…中級 ★４～５…上級

フィカス・ベンガレンシスは丸みを帯びた葉が金運を象徴するとされ、家のエネルギーを整える力があるといわれています。 『おすすめの置き場所』 ■玄関：良い気を引き寄せ、悪い気を和らげる ■リビング：家族の調和やリラックス効果 ■キッチン：金運・健康運のバランス調整 ■寝室：恋愛運アップ、夫婦仲の改善

フィカス・ベンガレンシスは一年を通して明るく風通しの良い場所を好みます。 室内で育てる場合は窓際など光が十分に入る場所に置くと健やかに育ちます。ただし、夏場の強い直射日光は葉焼けの原因になるため、レースカーテン越しの柔らかな光が理想的です。 戸外に出す場合は、半日陰から徐々に日向に慣らすと葉が傷みにくくなります。 耐陰性もありますが、日光を好むため直射日光を避けつつ明るい環境を確保します。 寒さには弱く、気温が15℃を下回るようになったら室内に移動させます。耐寒温度は5℃～10℃程度です。 冬場の窓際は冷え込みが強くなることがあるので、窓から少し離れた場所が適しています。暖房の風が直接当たると乾燥して葉が傷むため、エアコンの風が当たらない位置に置くのが安全です。

■春～秋：成長期の春から秋は土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与えます 。暑い夏は鉢内が高温になりやすいので、夕方の涼しい時間帯の水やりが理想的です。水やりの際に霧吹きで葉水をすると、湿度を保ちながらホコリや害虫を防げます。 ■冬：気温が下がり休眠期に入る冬は、生長が緩やかになるため水やりの頻度を減らします。 土の表面が乾いてから2～4日後に控えめに水を与えます。 冬場は土が湿ったままになりやすく、根腐れのリスクが高まるので乾燥気味に育てるのがポイントです。 ■通年の注意点：鉢皿にたまった水は根腐れの原因になるため、必ず捨てます。葉が乾燥すると落葉することがあるので、特に室内の乾燥が気になる場合は葉水をこまめに行うと良いです。

・明るく風通しの良い場所を好むが、直射日光は避ける ・成長期は土が乾いたらたっぷり水やり、冬は乾燥気味に ・2～3年に1回の植え替えで元気をキープ ・寒さに弱いので、気温が15℃以下になる前に室内へ ・風水的にも金運や調和のエネルギーをもたらす フィカス・ベンガレンシスは、存在感と育てやすさを兼ね備えた観葉植物。風水効果で空間にポジティブなエネルギーをもたらします。 おしゃれで丈夫なベンガレンシスを取り入れて、心地よいグリーンライフを楽しんでみませんか？ あなたの植物ライフが豊かになることを願っています！