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一人用ソファーの選び方(サイズ篇)

公開日:2024/09/13 更新日:2024/11/14
ソファーの選び方をプロが解説!
こんにちは。Newvalue編集部です。 おうち時間が増える中、1人で過ごすリラックスタイムをより充実させるために、快適な一人掛けソファの選び方を考えてみませんか?一度購入すると長く使う家具なので、サイズや座り心地など、どれを選ぶか悩む方も多いかと思います。「部屋のスペースに合わない」「座り心地が期待と違った」など、購入後に後悔することを避けたいものです。 まずは、あなたのライフスタイルや部屋の雰囲気に合わせて、ソファに求める役割を考えてみましょう。自然と理想の一人掛けソファの姿が見えてくるはずです。 今回は、ソファ選びに失敗しないための基礎知識と、押さえておくべき5つのポイントを詳しくご紹介します。理想のソファに出会うための参考にしていただければ幸いです。
一、サイズ
ソファー選びでまず最初に悩むのが、サイズではないでしょうか。 ソファーのサイズを選ぶためには、 座面の幅 座面の奥行き 座面の高さ の基準値を把握しておくことが大切です。 基準値を理解していると、サイズを見たときに、自分にあっているかどうか判断できるようになります。それぞれ、解説していきます。
1、座面の幅
ソファーの幅は一人あたり50〜60cmが目安。それよりも狭いと窮屈に感じることがあります。 さらにゆとりを感じたい方は、一人あたりの幅が60cm以上のものを選びましょう。 幅は必ずしも広い方がいいというわけではなく、それぞれのメリットがあります。 幅が広いソファー  ① 座れる人数が増えても余裕を持って座れる  ② お部屋の主役としてインパクトが出る 幅が狭いソファー  ① コンパクトで場所を取らない  ② お部屋の圧迫感を軽減できる ゆったりとした座席やお部屋の広さに合った適切な幅を選ぶことが大切です。
2、座面の奥行き
平均的なソファーの奥行きは50cm前後。 そのため、50cm以上のものは「奥行きが広い」、50cm以下は「奥行きが狭い」といえます。 それぞれのメリットは以下の通り。 奥行きが広いソファー  ① ソファーで横になれる  ② あぐらをかいて座れる  ③ 子どもと遊べる 奥行きが狭いソファー  ① テーブル作業がしやすい  ② 食事が取りやすい  ③ 起き上がりが楽 なお、奥行きが広いソファーの中でも横になって寝転ぶためには50cm以上、ラクにあぐらをかくためには60cm以上が必要になります。
3、座面の高さ
一般的なソファーの高さは、およそ38〜40cm。40cm以上だと「座面が高い」、38cm以下だと「座面が低い」といえます。 それぞれ、以下のような特徴があります。 座面が高いソファー  ①立ち上がりが楽  ②ものを取りやすい  ③食事や作業の際に姿勢が維持しやすい 座面が低いソファー  ① 空間が広く感じられる  ②床に近いことでリラックス感がある  ③ 深く腰掛けやすい
二、設置スペース
1、ソファー周りに必要なスペース
ソファはサイズに応じて、3人掛け、2~2.5人掛け、1人掛け、カウチソファ/コーナーソファ、スツール/オットマンに分類されます。しかし、これはあくまで目安であり、ソファに座る人数によって、必要なスペースは異なってきます。 まずは、リビングや他の家具の具体的な寸法を測り、部屋に合ったソファのサイズを選ぶための基本的な考え方を把握しましょう。ソファのサイズやタイプの選択は、リビングテーブルやテレビボード、その他の家具の配置にも影響を受けます。 また、家具の間の動線や距離も見落とされがちです。リビング全体のレイアウトをしっかり確認し、購入したソファが思ったより小さい、または大きすぎて、理想のレイアウトにならないという事態を避けましょう。 ソファー周辺に必要なスペースを以下にまとめたので、 ぜひ参考にしてみてください。 テーブルとの距離  浅く腰掛ける場合:35〜45cm  深く腰掛ける場合:45〜50cm テレビボードとテーブルの距離  テレビの高さ×3倍以上 通路に必要なスペース  一人が通る場合:50〜60cm  人と人がすれ違う場合:110〜120cm また、引き出しやドアなど使用時に可変するものや、 コンセント、窓、エアコンの向きなどにも 注意が必要です。
2、搬入経路
もう一つ忘れてはならないのが、搬入経路。 「注文したけどお部屋まで運び入れることができず、キャンセルすることになった...」とならないために、重要なポイントです。 自宅に届いてから搬入できなかった場合、大型の家具の場合は送料やキャンセル料などが発生するケースがほとんど。 搬入経路を確認する際には、ソファー本体のサイズではなく、商品ページなどに記載されている梱包サイズをチェックしましょう。 梱包サイズの一番長い辺が、搬入経路の最も長い辺を下回り、一番短い辺が、搬入経路の最も短い辺より下回れば、基本的には搬入可能です。 ただ、搬入経路に、ドアノブなどの障害物や 階段など曲がり角がある場合はさらに注意が必要。