間違いない！定番の服選び

移り行く時代と共に変化するトレンド。 どんな時代・スタイルであってもマストなアイテムとブランドを紹介いたします！

マーロン・ブランドが映画「欲望という名の電車」にてTシャツをファッションに昇華させて70年以上経ちますが、そのスタイルは現在も踏襲され続けています。 当店ではCAMBER#301や、CARHART K87等、定番とされるモデルを数多く取り扱っております！ シンプルでありながら、その沼の深さは底知れず。 まずはアメカジの第一歩として自身のお気に入りのTシャツを見つけて頂きたいです！

コーディネートを形作る要素としてベースとなるのはやはりパンツ。 スラックスよりも人を選ばず、スタンダードなジーンズよりもトレンド感のあるアイテムと言えばざっくりと「ワークパンツ」です。 作業着としての耐久性を持ちながら、着こなし次第でストリートに馴染む抜け感や、大人っぽさを演出できる懐の深さが魅力です。

パーカー、トレーナー、パンツと様々なアイテムで使われるスウェット生地。 オンスやシルエットによって絶妙な違いを楽しめるので、オシャレな人程こだわっていますね。 かつてはアスリートのための革命とされ、ロッキー・バルボアが一つの象徴だったように思います。 あなたが思い描くスウェット像はRun-D.M.Cが定着させた着こなしでしょうか。 それともカニエ・ウェストによるストリート新時代の提案でしょうか。

定番アイテムの種類がわかったところで、定番ゆえにリリースしているブランドが多すぎて、どのブランドから探していいのか難しいっていう流れがあると思います。 これから紹介する3つのブランドはどんな方にもお勧めできるのですが、何かしらフックとなってイメージが湧きやすいように映画、音楽、歴史等をなぞりながら紹介します。

ワークウェアのイメージが強いかと推察しますが、ブランドに成長をもたらした要因が第一次世界大戦だったともいわれています。 政府から軍用衣料の製造を依頼され、当時の鉄道建設の労働者に重用されました。 80年代からはNYのヒップホップシーンと融合し、2Pac、Wu-Tang ClanのMVで使用され世界的な流行へと繋がり、現在ではスケートシーンを巻き込みストリートファッションのアイコンとして確立しています。 トレンドでは到底揺らぐことのない叙事詩のような歩みがあります！

先ほど紹介したカーハートがNYのカルチャーと融合したように、DickiesはN.W.A、スヌープドッグ、ドクタードレー等、ウエストコースト・ヒップホップからストリートに広まりました。 また西海岸のスケートボードとともにNOFXやBlink-182などの当時隆盛を極めていたパンクシーンにも浸透し、スケートやパンクロックのシンボルとされてきました。 Dickies874+白T+チャックテイラーのイメージはこの時代の象徴でもありましたね。 幅広くコラボを行っており、現代においてはより洗練されたイメージが定着しています。

アメリカの歴史と文化をルーツとするラルフローレンです。 74年に映画「華麗なるギャッツビー」の衣装デザインを担当していることからも、映画の文脈からしてある種の豊かさのアイコンとも言えるのではないでしょうか。 Wu-Tang Clan、Kanye West、A$AP Rockyが貧困から抜け出す象徴として身に纏っていたことが証明していると言えるでしょう。 ブルース・スプリングスティーンやボブ・ディランがアメリカンクラシックを体現する一方、ハリスツイードやチェック柄等、イギリスの伝統的なスタイルを踏襲しており、格調高い精神性を持ち合わせています。 洗練されたスタイルを目指す方には避けて通れないブランドと言えます！