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羽毛の良さを最大限に活かすふとんカバー選び

公開日:2024/12/05 更新日:2024/12/05
羽毛布団を使用されていても、なぜ羽毛布団があれほど暖かいのかご存知ない方も多いのではないでしょうか。 またお客様のお話を伺っていると質の良い羽毛布団を購入されているのにも関わらず、そのポテンシャルを発揮できずにお使いになられている方も多くいらっしゃるように感じます。 羽毛布団の持つ力を最大限に発揮するためにお気を付けいただきたいことについてお話させていただきます。
まずは羽毛(ダウン)について
羽毛布団に使われている羽毛は手で持っても重さを感じないほど軽くて、ふわふわとしているのが特徴です。 とても保温性の高い素材で、丁寧に扱えば10年以上使用することも可能な素晴らしい素材です。
羽毛布団が暖かい理由
羽毛布団が暖かい理由は羽毛自体が発熱して暖まるわけではありません。大きく膨らんで空気をたっぷりと溜め込み、空気の層を作ることが羽毛の役割です。 羽毛の作る空気の層は断熱効果が高く、お布団の中の体熱が放出されてしまうのを防ぐ効果があるので羽毛布団は暖かいのです。
カバーと羽毛布団の関係
恐らくほとんどの方がお布団にカバーを掛けていらっしゃると思います。 カバーは羽毛布団に汚れが付着してしまうのを防いだり、寝返りなどで発生する身体との摩擦から羽毛布団を守ってくれる効果があります。 羽毛布団は高価な製品なので少しでも長くいい状態で使うために布団カバーを掛けていただくのは正しいことですが、 いくつかカバーについてお気を付けいただくことで更に羽毛布団の心地よさを引き出すことができるんです。
カバーの重さ
まず始めにご確認いただきたいのが、カバーの重量です。カバーが重いと羽毛を上から押さえてしまうことになり、羽毛の膨らみを妨げてしまうことになってしまいます。 カバーは軽ければ軽いほど、羽毛本来の性能を引き出すことができるとお考えください。 冬用のフリースやボア素材の布団カバーは保温性が高く、布団に入った瞬間にヒヤッとしないのも魅力ですがその分重量は重くなる傾向にあります。(シングルで1.5kg~2.0kgほど) それに対してガーゼやサテン生地の布団カバーは0.5kg~0.8kgと非常に軽量なため、当店では羽毛布団にはガーゼやサテン生地のカバーをおすすめしております。
空気を届ける通気性
次にお考えいただきたいのがカバーの素材です。空気を溜め込んで空気の層を作るのが羽毛の役割です。 その為には羽毛まで空気を届けやすい、通気性の良い素材のカバーを選んでいただくことが重要です。 一般的に化学繊維よりも天然繊維の方が通気性が高く、羽毛布団との相性に優れます。当社では羽毛布団をご購入されるお客様には綿100%の布団カバーをオススメしております。 特にガーゼ生地は通気性が高く、寒い日に布団に入った瞬間もヒヤッとしにくいので、羽毛布団との相性が良い生地です。
キルトラインに沿うドレープ性
意外と見落としがちなのがカバーのドレープ性です。まずはこちらをご覧ください。
ドレープ性の良いカバーは羽毛布団に掛けた瞬間、ピタッと吸い付くようにキルトラインに沿って密着します。 しっかりと密着することで暖まった空気を逃がしにくく、また身体にフィットするので隙間ができにくく、より暖かくお使いいただけます。 ドレープ性を左右するのは糸の細さです。糸の細さを表す「番手」というものがございます。 一般的な寝具には40番手、高品質な寝具には60番手、更にグレードの高い寝具には80~100番手といった糸が使用されることが多いです。
不明な点はいつでもお問い合わせください