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【2025年最新版】バイク用インカムの選び方‐もはやバイクツーリングの必需品?

公開日:2025/03/22 更新日:2025/03/29
マスツーリングのみならずソロでもインカムは必需品です。週末、道の駅に繰り出せば、ほとんどのライダーのヘルメットにはインカムが装着されています。仲間同士の会話だけなく、音楽を聴いたりナビを音声で確認したり。今回は最新のインカムと選び方について解説します!
インカムってツーリングに必要なの?
ツーリングにインカムって必要なのか
そもそもツーリングにインカムは必要なのでしょうか? ツーリングと言っても、「ソロツー」「マスツー」とありますが、その形態によってインカムの必要度合いは変わります。 またインカムの機能も多岐に渡るのですが、ライダーのツーリングの楽しみ方によってその度合いも影響します。 【インカムがあることによるメリットとは?】 ・グループでのコミュニケーション 複数人でツーリングする際、インカムがあれば走行中でも会話が可能です。信号待ちや休憩時以外で意思疎通できると、安全性や楽しさが向上します。例えば、「次を左に曲がるよ」「ペース落とすね」といった連絡がリアルタイムで出来ることは大きいです。 ・ナビゲーションのサポート インカムを通してスマホやGPSと連携することで、ルートの音声案内が聞けます。視線を地図に落とさず運転に集中できるので、安全性の向上にも寄与します。 ・音楽や通話 長距離ツーリングで退屈しないよう音楽を聴いたり、ハンズフリーで電話を受けることが出来ます。気分転換や緊急時の対応に役立ちます。 【インカムがあることによるデメリットとは?】 ・コスト 高品質なインカムは一機数万円かかることもあり、初期投資が必要です。安価なモデルだと音質や接続性がイマイチな場合もあります。 ・集中力の低下 会話や音楽に気を取られると、運転に集中できないリスクもあります。特に慣れないうちは注意が必要です。 ・必要性を感じにくい ソロで短距離しか走らない、仲間と一緒に走っても休憩時に話せば十分、という人にはオーバースペックに感じる可能性があります。 【結論】 ツーリングで、音楽やラジオを聴きながらバイクとの時間を過ごす、という楽しみ方であったり、あるいは仲間との会話を楽しみながら走行したい、という場合、インカムはあると便利なツールです。 たしかにインカムがなくてもツーリングには行けますが、一度使用してその便利さを味わえば、インカムは欠かせないアイテムになるはずです。
抑えておきたいインカムの機能について
抑えておきたいインカムの機能について
バイク用インカムの主な機能について、簡単のご紹介します。 また抑えておきたい基本性能も併せてご紹介しますので、インカム選びの際の参考にしてください。 ・ライダー同士での会話 Bluetoothや専用周波数を使って、他のライダーとリアルタイムで会話出来ます。 距離はモデルや周囲の条件にもよりますが、500m~2kmくらいの範囲で通信可能なものが多いです。 ・音楽やナビの再生 スマホと接続して音楽を聴いたり、ナビアプリの音声案内を聞くことが出来ます。 また音楽やナビ音声をツーリング仲間とシェアする機能を持つモデルもあります。 ・ハンズフリー操作 ヘルメットに装着するから手を使わず、ボタンや音声コマンドで操作が可能なモデルがあります。 たとえば「電話に出る」「次の曲へ」みたいな操作を簡単に行う機能です。 ・防水・防塵 雨や埃に強い設計の機種が多いので、天候を気にせず使用出来ます。 ・バッテリー性能 長時間のツーリングでも使えるよう、8~20時間くらい持つものが多いです。 ・ノイズキャンセリング 走行中は風切り音など、音声品質に影響を及ぼす要因がバイクは多いので、こちらの機能は必須です。
普段のツーリングから選ぶインカムの選び方
インカムの選び方
次にインカム選びの際のポイントをご説明します。 ・使用人数(ソロかグループか) ソロツーリング: 音楽やナビ音声がメインであれば、正直シンプルで安価なモデルで十分と思います。 少人数(~4人): Bluetooth接続の機能を持つ機種で問題ありません。ほとんどのインカムが対応しています。 大人数(5人~): 人数が多いほど通話品質の安定性がポイントとなるため、Mesh技術が備わっているモデルが便利です。 ・通信距離(ライダー同士の距離) 短距離(1km未満): 市街地や近場ツーリングなら安価なモデルでも十分対応可能です。 長距離(2km以上): 山道や高速で仲間との距離が離れがちであれば、ハイエンドモデルがおすすめです。 ・音質 音楽やナビ重視: JBL(Cardo)やHarman Kardon(Sena)のスピーカー搭載モデルがおすすめです。 会話メイン: ノイズキャンセリングが強力なものが風切り音対策に有効です。 ・操作性 Senaのようなボタンが大きいかジョグダイヤルを採用したモデルか、音声操作(Cardo)が使いやすいです。 ・バッテリー持続時間 ほとんどのモデルは8時間程度であれば対応出来ます。 充電しなくとも20時間持つモデルもありますが、基本的に宿で充電は出来るので、それほど気にする必要はないと思います。 ・防水・耐久性 IPX5以上の防水性能があると安心です。 林道などオフロードを走行する場合、防塵性能もチェックしてください。 ・予算 ~2万円: 通話や音楽を聴くなど、基本機能のみです。 ~5万円: 当然ですが高機能でバランス良いです。 ・ツーリングスタイル →ソロで音楽やナビを楽しむ 音質重視でモデルを選んで良いと思います。逆に通信距離やグループ機能はあまり検討しなくても大丈夫です。 →友達数人と近場を走る 通話可能人数が4~6人で、1km程度の通信距離があればOKです。各社のミドルクラスのモデルになります。 →大人数でロングツーリング Mesh通信が可能なモデルで、かつ通信可能距離が2km以上が望ましいです。またバッテリーの持ちも気にしたいので各社のハイエンドモデルになります。 以上を踏まえて今年おすすめのインカム・4ブランドをご紹介致します。
おすすめのインカム① Cardo カルド
カルドインカムブランドイメージ
Cardo:カルドはバイク用インカムを製造するイスラエルの企業です。正式名称は「Cardo Systems(カルド・システムズ)」です。 カルドは2004年に世界初のBluetooth対応バイク用インカムを発売したパイオニアとして知られ、現在では100以上の国で販売されており、世界No.1シェアを誇ります。以下のようなカルドの特徴がユーザーから支持されています。 ・高音質: JBL社と共同開発したスピーカーを搭載し、プレミアムなサウンドを提供。 ・メッシュ通信技術: DMC(ダイナミックメッシュコミュニケーション)と呼ばれる独自技術で、グループでの安定した通信を実現。 ・使いやすさ: ボイスコマンド対応や簡単な接続操作。 世界No.1 のシェアを誇る実力通り、革新的な技術と機能でインカム業界をリードしているブランドです。直近ではInsta360とグループトークとの連携が出来るようになったことで話題となりました。 一方、高機能であるがゆえに価格帯が他社と比較しても高めとなっています。もっとも最近では普及キャンペーンのような、期間限定での割引も増えているので狙い目です!
おすすめのインカム② SENA セナ
セナインカムブランドイメージ
SENA:セナはアメリカに拠点を置く「Sena Technologies, Inc.」が展開する、バイクインカムを製造するブランドです。 SENAは1998年に設立され、2010年にBluetooth技術を活用した初のバイク用インカム「SMH10」を発売して以来、業界をリードする存在となりました。以下のようなSENAの特徴が人気です。 ・メッシュ技術: 「Mesh Intercom(メッシュインターコム)」という独自技術を開発。これにより、グループでの安定した通信や長距離接続を可能にしました。 ・高音質: 一部のモデルではHarman Kardonとコラボしたスピーカーを搭載し、クリアで豊かなサウンドを提供します。 ・モデル展開: シンプルな「SFシリーズ」から高性能な「50シリーズ」、カメラ付きの「10C」、SHOEIヘルメット専用設計の「SRLシリーズ」など幅広いラインナップ。 SENAのインカムは、「安定した通信技術」「高音質」「使いやすさ」「幅広い選択肢」をバランス良く備えている点にあります。特にグループツーリングを楽しむライダーや、長距離走行での快適さを求める人に最適で、価格帯も普及から高機能まで揃っているので、ユーザーにとって選びやすいブランドと言えます。
おすすめのインカム③ MIDLAND
ミッドランドインカムブランドイメージ
ミッドランド:Midlandは、イタリアに拠点を置く通信機器メーカーで、特にバイク用インカムで知られています。1959年に設立されて以来、無線通信機器の分野で長い実績を積み、近年ではインカムの製造・販売を行っています。以下に、Midlandについて、その特徴を詳しく説明します。 ・Mesh技術: 最新モデル(R1 MeshやRush RCF)では、メッシュ通信を搭載しています。グループでの通信が安定し、接続相手が増減しても自動でネットワークを調整する便利さが特徴です。最大通信距離は(モデルにもよりますが)2km以上にも及びます。 ・高音質:一部のモデルでは、イタリアのオーディオブランド「RCF」とコラボしたスピーカーを搭載しています。風切り音の中でもクリアな音質を提供し、音楽や会話が楽しめます。またノイズキャンセリング機能(DSP技術)で、走行中の騒音を軽減出来ます。 ・使いやすさとシンプルなデザイン ボタン1つで操作可能なモデルや、ヘルメットに自然に馴染むコンパクトで洗練されたデザインが特徴です。専用アプリ「Midland Connect」を使えば、スマートフォンで設定やペアリングが簡単にできます。 性能と価格のバランスが取れたインカムが多いブランドです。とくに機能を絞った上で、シンプルなデザイン設計の普及~ミドルグレードのインカムモデルには定評があります。
おすすめのインカムメーカー④ B+COM
B+COMインカムブランドイメージ
B+COM:ビーコムは、日本の企業「サインハウス(SYGN HOUSE)」が展開するバイク用インカムのブランドです。日本国内では装着シェアNo.1とも言われており、アフタフォロー含めたサービスの良さに定評があります。B+COMのインカムについて、その特徴をお伝えします。 ・高音質とノイズ対策:B+COMは音質にこだわりがあり、特に「B+COM SB6XR」や「B+COM ONE」などの上位モデルでは、高性能スピーカーと先進的なノイズキャンセリング技術を採用。高速走行時の風切り音やエンジン音を抑え、クリアな通話を実現します。 ・使いやすさ:操作がシンプルで、グローブを着けたままでも扱いやすい大型ボタンやジョグダイヤルを採用しています。直感的な操作性が特徴です。 ・ユニバーサル接続: 他社製インカム(SENAやCardoなど)とBluetooth経由で接続できる「B+LINK」機能があり、仲間が異なるブランドを使っていても一緒に通話出来ます。※ただし、メッシュ通信は非対応なので、大人数でのツーリングでは他社のメッシュ対応モデルに比べると制限があるかもしれません。 日本製であることでの安心感は他社に対しての強みとなっています。また周りのツーリング仲間がみんな装着しているから、という理由は購入を検討する際の決め手として有力です。
まとめ
まずインカムをツーリングで使用したことが無い方は、一度試してみることをおすすめします。ヘルメットへ装着する際にもコツが必要だったりと、なかなか手が出しくいと感じる方は是非ナップス店舗へお越しください。ヘルメットのサイズ調整と一緒にインカムについてもアドバイスさせていただきます!