東京モーターサイクルショー2025 レポート-速報版 公開日:2025/03/30 更新日:2025/03/31
新商品「TX-STRADA」を中心に各モデル、ニューグラフィックを展開していました。東単オリジナルの「宵桜」もいよいよ発売予定とのことでこちらも人気が出そうです。
新商品「TX-STRADA」は「TOUR-CROSSV」のバイザーを外してストリートカスタムテイストを取り込んだ意欲モデルです。フルフェイスヘルメット以上に視界も広く確保され、好みに応じてシールドも取り外してゴーグルとの相性も良さそうです。
一角に設けられた「46works」「クシタニ」「BLUCO」「KADOYA」「ロアーズ」とのマネキンによるコラボは、全てアライと(プライベートでも)交流の深いバイクウェアメーカーとのことで、随所に「遊び心」が見え隠れした楽しいブースでした。
今回が初出店となるカドヤ。東京・浅草本店の世界観をそのまま持ってきた展示ブースは、明るい照明の下に本革の艶感が煌めく造りでした。
入口に展示されたZ1000MK-Ⅱを「革」きりに、パンチングメッシュレザージャケットから化繊のメッシュジャケット、ブーツ・グローブから憧れのHEAD FACTORYまで余すところなく、揃っていました。蒸し暑い中でも多くのスタッフさんが革ジャンを着ていたのも印象的です。
「世界から選ばれたものたちを」を合言葉にクセの強いバイヤー達がジャンル問わず展示スペースを「奪い合う」プロト。カスタム車両やパーツ、MotoGPマシン、ロードホッパー(アメリカンカスタム)、カフェレーサーカスタム、スクーターカスタム(マロッシ取扱中)、、、ここだけでまた別のモーターサイクルショーが行われているようなブースです。
一番驚いたのは展示されていたスズキ・KATANA。これはなんと社員の私物で「夢中でカスタムしていたらこうなっていた」そうな。好きこそものの上手なれ。
ハーレー乗りなら「TRIJYA」の名前は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。かつてはハーレーカスタムのトップに君臨しており、その高い美意識と卓越した技術から、各コンテストでの受賞歴は枚挙にいとまがないほどでした。
ただ「ジキル&ハイド」のマフラー取扱をきっかけに、カスタムハーレーでもキチンと車検の通る「合法カスタム」を推し進めており、今ではBMWを始め車両メーカーの公認カスタムモデルとなるほど。
一方で、青木治親選手が主催する「SSP」(Side Stand Project)で採用されている補助輪を開発するなど、ハーレーカスタムで培った技術を余すところなく活用されています。
フレームビルダーとして名をはせたモリワキ。モリワキ最中の愛称でも親しまれるマフラーや耐久タンク、スイングアーム、ステップと、その技術の高さを余すところなく展示していました。
とくに往年の耐久マシンが年代ごとに並んでいる様子は、年齢を問わず楽しめたと思います。
以前はMCショーでもサスペンションと言えば黄色に輝くオーリンズ一色でしたが、とくに今回のカスタムデモ車両では、ナイトロンサスペンションを目にする機会が多かったと思います。
「ナイトロン」はテクニクスの屋号で馴染みのあるサスペンションショップ取扱のブランドで、幅広い車種に向けてラインナップがあることが強みの一つです。
サスペンションを変えるメリットとは?の問いに対して、「より楽しくバイクに乗れる・安心してバイクに乗れる、そのお手伝いをしたい」と答えてくれました。
イタリアのモータースポーツアパレルブランドと言えばアルパインスターズ。MotoGPを始めとするトップカテゴリーのトップライダーはほぼ同社のレーシングギアを使用しており、その人気は世界一です。
そのアルパインスターズが、「RSRV」というモータースポーツとファッションを融合させた新シリーズを展開しており、今回はそのお披露目を兼ねたファッションショーを行うという、意欲的なブースでした。
ほかにバイク用エアバッグシステム「TECH-AIR5」のデモなど、多くのお客様で賑わっていました。
初音ミク、機動戦士ガンダムと、SHOEI一体どうしたんだ?と思うほどでしたが、これまでのレース一辺倒の展示から程よく肩の力が抜けた雰囲気で、実際ユーザー層を問わずブースは賑わっていた印象でした。
一方で、MotoGPへ参戦しているマルケス兄弟のヘルメットであったり、X-Fifteenのフルカーボン仕様も展示していたりと、しっかりその品質も垣間見れる展示内容でした。
バイクのコンストラクターとしても名高いOVER Racingのブースでは、XSR900GPのカスタム車両を皮切りに、マフラーやステップ、ホール、スイングアーム、NITRONショックのOVERモディファイver.など、幅広くカスタムパーツを展示していました。
対象もビッグバイクから4ミニまで、新型モデルから旧車まで幅広く取り揃えているのが同社の強みです。
Z1、Z1000MK-Ⅱ、GPZ900R、CB1100R、CBX400F。一見旧車が揃って展示されているので、リプロパーツ系のメーカーブースかな?と思いますが、よく見れば皆エンジンは現行車両のもの。単なる外装カスタムと言うなかれ、じっくり見比べなければ判別がつきづらいほどに作り込まれた線と線のデザインは、もやはレプリカの域を超えたオリジナルです。
ホンダブースではCB1000Fが話題を呼んでいましたが、メーカー純正と見まがうほどのクオリティでした。