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【初心者必見】モトジムカーナの始め方!

公開日:2025/02/06 更新日:2025/02/17
「バイクの運転がうまくなりたい!」「ツーリングでみんなと一緒に走れるように練習したい」と思い周りのバイク仲間に相談すると、「モトジムカーナ」をおすすめされることがあります。でも「モトジムカーナってなに?」「どこやっているの?」「自分のバイクでも参加できるの?」など、とくに初心者の方にとって分からないことだらけでハードルが高いのも事実。今回はそんな疑問に一つひとつお答えしていきます!
モトジムカーナとは?
2024NAPSモトジム関西
モトジム―ナとは「モト:Moto」と「ジムカーナ:Gymkhana」を組み合わせた造語で、モト=バイクのジムカーナという意味です。 「ジムカーナ」ってなに?と思いますよね。「ジムカーナ」は自動車(四輪)やバイク(二輪)を使ったモータースポーツの一種です。ざっくりまとめると以下3つの特徴があります。 ①:タイムアタック形式である タイムアタック形式とは、「1人ずつ」決められたコースを走行してそのタイムを競うという内容です。F1や鈴鹿8耐のように大勢の参加者の中で競うレース形式とは異なり、ほかの人を気にせずマイペースで競技に参加出来ます。 ②:コース設定が毎回異なる 駐車場など一定の広さを持つスペースに、目印となるパイロン(コーン)を置いて複雑なコースを毎回設定します。参加者はこのコースをなるべく早く、かつ正確に走行することが求められます。 ③:一番速い人のタイムを基準とした相対評価である 順位をつけるルールとして、一番速かった人のタイムを基準(100%)として、そこから自身のタイムが+〇%か、で判定します。もちろん決められたコースをいかに速く、かつ正確に走行するかが重要にはなりますが、一方で一番速かった人(100%)からどのくらいの範囲で走行出来たのか、毎回自分のタイムを比較することが出来ます。そのため、他者のタイムと競う以上に、「自分がどのくらい成長出来たのか」を確認する意味で参加する方もいます。つまり必ずしも競技に勝つことを目指すだけではなく、練習を積みかさねて、自身の成長を確認するという楽しみ方も出来ます。 以上がモト×ジムカーナ=モトジム―ナの特徴です。「モータースポーツ」「競技」というよりは、さながらマラソン大会のような、運転技術を向上させる・それを確認する場として参加してみるのがおすすめです。
モトジムカーナってどこでやっているの?
モトジムカーナをやれる場所:駐車場
モトジムカーナ自体はサーキットのような広大なスペースでなくても、駐車場くらいの広さで充分です。ただし当たり前ですが公共施設で行うには許可が必要ですし、住宅が近ければ騒音でトラブルになることもあります。そのためモトジムカーナを主催している人たちは、それぞれ練習会を開催出来る場所を探して、確保しています。つまり「モトジム―ナをまず見てみたい!」と思ったら、各地で主催している団体を調べることをおすすめします。最近ではSNSを通じて、練習会の案内を各団体とも行っているので、気軽に連絡をしてみてください。以下が代表的な団体です。 ・JAGE(ジャッジ) 二輪ジムカーナ主催者団体協議会という名のとおり、日本の二輪ジムカーナ競技を広く普及推進している団体です。日本で最も歴史のあるバイク雑誌「月刊オートバイ」やダンロップタイヤを製造・販売している住友ゴム工業株式会社なども協賛しています。 ・関東事務茶屋 ジムカーナライダーでもある「こまいぬ」さんが主催する団体です。JAGE(ジャッジ)にいきなり参加するには敷居が高いと感じるビギナー向けに、より気軽にエントリーしやすいレギュレーションやコースレイアウトを設定しています。その名のとおり関東地方をメインで活動していますが、とくに初めて見に行く方にはこちらがおすすめです。茨城県のトミンサーキットで練習会を開催していることが多いです。 ・関西パイロン練習会 京丹波メインで練習会を主催している団体です。こちらもビギナーからJAGE(ジャッジ)主催の大会参加者まで、幅広いレベルの方が参加されています。関西にお住まいの方は是非こちらを訪ねてみてください。 ほかにも各都道府県で練習会が開催されています。上記のような比較的大きな大会でまず情報を得て、そこから自分に合った練習場所を教えてもらうのがおすすめです。
モトジムカーナの練習会に参加する前に バイク練習会のすすめ
モトジムカーナにおすすめの車輛って?
モトジムカーナにおすすめの車輛:NSR250R
モトジムカーナを始めてみるにあたりおすすめの車輛は、ずばり「今乗っている車両」です。理由としては以下3つがあります。 ・普段公道を走っているバイクで参加できる ナンバー付で公道を走れる車両であれば、とくに制限はありません。車両自体の特性による向き・不向きは正直ありますが、とりあえず参加するにあたっては、スクーターでもオフロード車両でも問題ありません。実際に前傾姿勢&セパレートハンドルのスーパースポーツ車両だったり、BMW・GSシリーズのようなアドベンチャーモデルで参加している方もいます。 ・新たに車両を準備するにはお金がかかる 言わずもがなですが、車両をもう一台購入するには結構な額のお金が必要です。またバイク置き場の確保やメンテナンス維持費など、購入してからの費用も掛かります。 ・普段から乗り慣れている車両が一番操作しやすい どれだけパワー(馬力)があっても操れていないと、とくにモトジムカーナのコースではスムーズに走行することは出来ません。とくに最初は慣れないコースに戸惑うことも多いと思いますので、最初は普段から乗り慣れている愛車で参加することをおすすめします。
モトジムカーナにおすすめの車輛とは?
モトジムカーナにおすすめのパーツとは?
モトジムカーナにおすすめのパーツ:エンジンガード
モトジムカーナにおすすめのパーツは、エンジンガードです。 「教習車みたい」と敬遠する方もいらっしゃいますが、愛車の外装を守るにはこれが一番です。「エンジンガード」と言えば樹脂製のスライダーを思い浮かべる方も多いですが、エンジンのみならず車体に傷が入るのを最小限に留めてくれるのはバンパータイプのエンジンガードです。最近は装着してもスリムなフォルムを保てるバンパータイプのエンジンガードもあります。
モトジムカーナにおすすめの装備とは?
モトジムカーナにおすすめの装備
モトジムカーナの競技会に参加するライダーは、以下のような装備に落ち着くことが多いようです。 ・ヘルメット フルフェイスヘルメット、もしくはジェットヘルメットです。 ・ジャケット ハードプロテクターにオフロードジャージを上から着ている方が多いです。短い区間で加減速を繰り返すことにより運動量が多いため、通気性がよくてかつプロテクション能力の高い装備でこの組み合わせがメジャーになったようです。 ・パンツ 膝カップ入りのレザーパンツを着用されている方が多いです。タンクをしっかりニーグリップしたときのフィット感と、転倒した際の安全性を考えると、ほとんどのモトジムカーナライダーが着用しているのも納得です。夏場の暑さ対策として、パンチングメッシュのレザーパンツを選択されている方も多いです。 ・フットウェア:ほぼレーシングブーツを着用しています。 基本的に、モトジムカーナをとりあえず始めてみるのにあたっては普段ツーリングに行く恰好(プロテクター入りのジャケットとグローブを装備)に以下2つのアイテムをプラスする形で良いと思います。
(膝)ニープロテクター: 普段のツーリングだとジーンズを履いているという方も多いと思います。万が一転倒した際に膝まわりを怪我することも多いので、ニープロテクターは必須と言えます。ニープロテクターには柔らかく膝にフィットしやすいソフトタイプと、パンツの外側に装着するハードタイプの2種類があります。 ※膝プロテクターにはオフロード用のものが別にありますが、これは機能が異なるので購入される際にはご注意ください。
レーシングブーツ: ハイカット(くるぶしを覆うタイプ)のライディングシューズでも良いのですが、プロテクション性能はもとより、シフト操作のしやすさでもレーシングブーツをおすすめします。
モトジムカーナに必要な装備とは?
まとめ
ここまで「モトジムカーナ」の始め方についてご説明させていただきました。結論として、あまり深く考えずに一度練習会を訪れてみてください。参加されている方も、プロレーサーなどではなく普通の社会人がほとんどです。「初めて見に来ました!」と言えば、皆さん気さくに案内してくれます。 またナップスではモトジムカーナイベント「NAPS MOTOGYM」を主催しています。こちらではモトジムカーナを体験出来るコーナーを設けているので、興味を持った方はまずそちらへ参加していただくのもおすすめです!