バイクスタンド入門! 正しい使い方・選び方のpoint
公開日:2024/11/15 更新日:2024/11/15・リアスタンド
バイクの後輪を持ち上げるスタンドで、バイク用メンテナンススタンドのなかでもオーソドックスなタイプです。チェーンの清掃・注油、タイヤ交換、スプロケット交換など、後輪周りの作業に最適です。
・フロントスタンド
バイクの前輪を浮かせるためのスタンドで、フロントフォークの下に取り付けて使用します。タイヤの交換やブレーキパッドの点検などに便利、前輪周りの作業に最適です。
・センタースタンド
バイクの両側に支えがあるスタンドで、バイク全体を安定させることができます。メンテナンス以外にも、保管時にも便利です。
・ジャッキスタンド
バイク全体を持ち上げることができるスタンドの一種です。車両を完全に持ち上げることで、下回りのメンテナンスや洗車を行う際に便利です。
・リア・フロント兼用タイプ
前後どちらのタイヤにも使えるバイク用メンテナンススタンドです。フレームを組み立てることでリアとフロントの使い分けができるモノや、ローラー式でタイヤを浮かせずにメンテナンスできるモノなどがあります。
・メンテナンス時 <点検・修理>
タイヤ交換、チェーンメンテナンス、ブレーキパッドの交換、オイル交換、サスペンションの点検など
・洗車時
バイクを洗車する際、スタンドを使用すると、水洗いなど、バイク全体を洗う際に便利です。
・カスタマイズやパーツ交換時
ハンドル、ミラー、レバーなどの取り付け作業の際に、安定した姿勢で作業できるため、精密な作業が行えます。
・長期間の保管
冬季や長期間の不使用時には、スタンドを使用してタイヤの圧力を保ち、ホイールの変形を防ぐことができます。
1.バイクの種類と特性に合ったものを選ぶ
〇車種 〇重量 〇車高 〇フレームの形状
2.用途
〇使用目的 〇頻度 〇作業スペース
3.耐久性、安全性と品質
〇素材 〇構造 〇高さ調節 〇安全性
4.サイズ、収納
〇収納のしやすさ 〇重量
めちゃくちゃ便利なメンテナンススタンド!
でも正しい使い方をしないと転倒してケガをしたりバイクが傷ついたり💦
そんな事にならないために、必ず取り扱い説明書に従い安全に使いましょう!
【正しく使用するための注意点】
▲適切な場所での使用
平坦な安定した場所である事
十分なスペースがある場所
▲スタンド設置時
説明書に従って正しく組み立て、設置
すべてのボトルやナットが適切に締められているか確認
▲バイクを載せる時
バイクの適切な持ち上げポイントを確認
必要に応じて補助者の協力を得る
ゆっくりと慎重にバイクを持ち上げる
▲安全確認
バイクがスタンドに確実に固定されているか
スタンドの脚が完全に開いているか
【転倒防止のための注意点】
▲重量制限を必ず守る!
スタンドの耐荷重を確認絶対に超えないようにする。
▲ バランスを確保する!
バイクの重心がスタンドの支持点の真上にくるように調整。
偏った重量分布を避ける。
▲追加の安全対策!
ストラップなどで補助的に固定。
ホイールチョックを使用。
▲作業中の注意!
バイクに寄りかからない
急激な力をかけない
スタンドの脚を踏まない
▲定期点検をする!
スタンド自体の摩耗や損傷をチェックする
使用前に各部の緩みがないか確認
▲その他の注意点!
風の強い日や天候不良時での屋外での使用を避ける
床が滑りやすい場合は、マットなどを敷く
子供やペットなどは、作業エリアに近づかせない
以上のポイントを守ることで、安全かつ効果的にメンテナンススタンドを使用できます。常に慎重に扱い、少しでも不安を感じたら作業を中断して状況を確認しましょう!