知育玩具の選び方

知育玩具とは、遊びを通じて「好奇心」「集中力」「創造力」「達成感」などを育てるおもちゃのこと。 幼いころに培われるこれらの能力は、自分らしくのびのびと成長するための基盤となります。 赤ちゃんの頃から五感を刺激する知育玩具を遊びに取り入れることで、後々の成長に良い影響をもたらします。 ここでは知育玩具の選びかたを年齢別でご紹介します。

0歳児のファーストトイには「見る、触る、舐める、 聴く」など五感を刺激するおもちゃがおすすめ。 カラフルな色合いや音・手触りが視覚、触覚、聴覚を刺激し成長を促します。 抱きしめたくなるぬいぐるみや 考えながら指先を使って遊ぶ積み木がおすすめです。 6か月から長く遊べる柔らかつみきが人気です。

1歳児は自我の芽生えと意欲が出始める時期。 また、身体的・認知的な発達が著しくすすむ重要な時期でもあり、おもちゃで遊ぶことで成長が促されます。 遊び方を試行錯誤する過程で「集中力」「考える力」「探求心」など様々な能力が育まれます。 遊べるおもちゃの幅も広がるので、 色々な遊びが楽しめる多機能なおもちゃ、 動きが楽しいスロープやルーピングトイ、 手押し車やウォーカーライド、「できた」を体験 できる遊びのパズルや積み木などがおすすめです。

この時期は言語が発達し、想像力の広がりがみられる自我の芽生えの時期。 また、兄弟やお友達とも少しずつ一緒に遊べるようになる時期です。 積み木や型合わせ、まねっこ遊びは手先の器用さや空間認識能力だけではなく、創造力や問題解決を考える力を引き出します。 ほかにも指先が上手に使えるようになってくるので 道具を使った遊びもおすすめです。 音色を楽しめる楽器のおもちゃや絵本のおもちゃ、 想像力を育むごっこ遊びを大人や兄弟など 身近な人と一緒にはじめてみて！

3歳児は好奇心や探求心が旺盛になり思考をめぐらせ 行動することで「考える力」が身につく時期です。 また論理的思考、社会性、協調性も発達する重要な時期でもあります。 一人でも、兄弟・お友達と一緒でも、「どう遊ぶか」「どうすればうまくいくか」を考え工夫することで、自分で考える力、問題を解決する力、計画的に物事を運ぶ力の基礎を身に着けていきます おすすめの遊びはごっこ遊びやパズル、 少し小さめのブロック。 キッチンや食材を使った本格的なおままごとや、 今までより少し難しい2層パズルなどは集中した 深い遊びができるのでおすすめです。

親子で一緒に遊ぶ時間は岡ちゃんにとって「愛されている」という安心感を感じる大事な時間。 おもちゃで遊ぶ時間を通して親子の絆が深まり、社会性やコミュニケーション能力の基礎を身につけることにもつながります。 遊びながら心身の発達を助ける優れたツールである知育玩具。 赤ちゃんはあっという間に成長していきます。 良質な知育玩具と一緒に今しかないこの時間を目いっぱい楽しんでください。