みかんを買うときに「極早生」や「早生」という文字を目にしますが、これは品種名ではなく、収穫時期による区分を指します。
最も早い時期(9月頃)に収穫するみかんを「極早生」と呼びます。
極早生の特徴として、皮はやや緑がかり、味にも酸味が残ります。
柑橘らしい爽やかな味わいを好まれる方に人気の高い品種です。
11月頃から収穫するものを「早生」と呼びます。
早生になると甘みが増し、色もオレンジがかってきます。
この時期に出回るものは甘みと酸味のバランスが絶妙で、「毎年この時期が楽しみ」とおっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。
12月に入ると「中生」が市場に出回ります。
外皮色も十分にオレンジがかり、甘みも増してします。
一般的に「みかん」といわれると思い浮かぶのがこの時期のもので、人気の高い品種でもあります。
みかんシーズンの最後に出回るのが「晩生」です。
外皮がしっかりしてきて保存性が高くなるため、収穫後1ヵ月ほど貯蔵・追熟させ、より甘みを引き出してからの出荷となります。
甘みが強く、コクのある濃い味わいが特徴です。
当園では、「青島」「寿太郎」を収穫しています。