お知らせを表示するにはログインが必要です。このエリアでは、楽天市場でのお買い物をもっと楽しんで頂くために、あなたの利用状況に合わせて便利でお得な情報をタイムリーにお知らせします!
ようこそ 楽天市場へ

【飲食店に聞く!森製麺工場の麺についてvol.2】

公開日:2024/12/02 更新日:2024/12/02
【飲食店に聞く!森製麺工場の麺について】
イルソーレロッソ様
皆様こんにちは。 弊社森製麺工場は大阪市で製麺業を営んでおり、飲食店やホテルのレストランなどに日々、麺を卸しております。 製造している麺の種類は、中華麺、うどん、そば、焼きそば、パスタ・・・幅広いジャンルの麺を製造し販売を行っております。 新企画『飲食店に聞く!森製麺工場の麺』第2弾では、弊社から生パスタを卸しているイルソーレロッソ様にお話を聞くことができました。
イルソーレロッソは、南イタリア、特にナポリ料理に焦点を当てた、本物志向のイタリアンレストランです。アットホームでカジュアルな雰囲気と手ごろな価格で、お客様に気軽に楽しんでいただける空間を提供されています。
今回お話をお伺いしたのは、株式会社イル・ソーレの谷健太郎代表。 谷代表は滋賀県出身で学生のころからイタリア料理のシェフを目指し、イルソーレロッソの前身“イタリア田舎料理イルソーレ”でアルバイトとして働きながら専門学校でイタリア料理を学んだ。 2004年にイルソーレロッソのオープニングスタッフとして入社。その後26歳で店長に就任し、29歳の時には『真のナポリピッツァ協会』の役員・関西エリアリーダーに任命されるなど多岐にわたり活躍。2022年10月に株式会社イル・ソーレの代表に就任し現在は2店舗を取りまとめている。 ―森製麺工場スタッフー この度は取材依頼をお受けいただきありがとうございます。初めに谷さんがイタリア料理のシェフを目指したきっかけについて教えていただけますでしょうか? ―谷代表― 滋賀県にいた高校生の頃、ロイヤルホストでアルバイトをしていたんです。その当初のロイヤルホストは今の様な便利な調理工程ではなく、仕込みの量がたくさんあり一からハンバーグを手ごねしたりなど本格的なレストランだったんです。 私はキッチンで実際にお客様の反応はあまり感じることができなかったのですが、従業員賄いを作った際に「美味しい!」と言ってもらえたこと、レスポンスがあることが嬉しくて料理人を目指すきっかけになりましたね。 ―森製麺工場スタッフ― そうだったのですね。そのロイヤルホストで働いた経験があって料理人の道に進まれたのですね。 ―谷代表― そうです。あとは、普通に一般企業に就職するなど他の道もありましたが、レストランに来る人って基本的にプラスの要因で来るじゃないですか。美味しい料理が食べたいだったり、ワクワクしてご来店されたり、そこのプラスのエネルギーの強さが大きくて料理人の道を進みました。 ―森製麺工場スタッフ― なるほど!高校生の頃から自分が何をしたいかしっかり考えていらっしゃったのですね。 料理人の道を選ばれて、その中でもイタリア料理を選ばれたのはイタリア田舎料理イルソーレで働いていたことがきっかけですか?
―谷代表― イルソーレロッソの前身“イタリア田舎料理イルソーレ”は、教科書に載っているようなイタリア料理が充実していて、そこに惹かれ入社を決めました。 イタリア田舎料理イルソーレは、普段使いできるようなカジュアルな価格帯のメニューを提供し、モダン過ぎずカジュアル過ぎないホッとできる店内の雰囲気も魅力的でした。 ―森製麺工場スタッフ― イタリア田舎料理イルソーレで働きながら専門学校に通われていた、谷さんの学生時代を教えてください。 ―谷代表― その当初は学びたいことがあったらそれに向かい一直線に進んでいく性格だったので、イタリア料理を専門的に学べる学校を選びました。イタリア・フランス料理が学べると聞いてはいたのですが蓋を開けたら7割フランス料理の授業中だったので、フランス料理の授業中にイタリア料理の本を読んだりしていましたね。もちろん先生には怒られていました。笑 ―森製麺工場スタッフ― 猪突猛進な谷少年だったのですね。笑 イルソーレロッソに入社してから、27歳の時にイタリア(チェターラ)に研修に行かれていますが、そこではどんな生活を送っていたのですか? ―谷代表― イタリアのチェターラへは、冬でもなく夏休みでもない比較的落ち着いている9~11月の時期に研修に行かせてもらいました。 研修に行くまではお店のメニュー構成はピッツァがメインで、他はクラシックな料理を提供していたのを、「ちょっとマニアックな料理も必要だよね」ということで研修先では料理を中心に学ばせていただきました。 ―森製麺工場スタッフ― 谷代表のイタリアでの経験が現在の店舗におけるメニュー構成に繋がっているわけですね。 つづいて店舗についてお聞きしたいのですが、お客様の層はどのような方が多いのでしょうか? ―谷代表― ご来店される85%が女性のお客様です。 うちは、ほぼほぼ女性の意見で成り立っています。笑 特にこのエリア(心斎橋)はバリバリ働いている女性が多いので、ランチもディナーもそのような女性のお客様が多くいらっしゃいます。 ―森製麺工場スタッフ― インバウンドのお客様はどうでしょうか?
―谷代表― インバウンドのお客様はディナーが多いですね。日中に観光をされて、夜のお食事でお越しいただけてるのだと思います。海外では夜ご飯を遅い時間に食べる習慣があり、特にイタリアでは“アペリティーボ”というディナー前に軽くお酒を飲む習慣があるので20:00や20:30頃にご来店されることもあります。 ―森製麺工場スタッフ― 日本人とは違った習慣で面白いですね。続いて、ピッツァとパスタについてお聞きしたいのですが、ずばりピッツァの人気№1は何ですか? ―谷代表― ダントツで“水牛のマルゲリータ”ですね。初めてご来店されたお客様や、何を食べたらいいんだろうといった方はマルゲリータを頼まれます。常連さんは変わり種や季節のものを頼まれたりしますが、「ここに来たからにはこれが食べたい、けどこれも食べたい!」といったこともあるのでハーフ&ハーフの1つにマルゲリータを選ばれるパターンは割と多くみられますね。
―森製麺工場スタッフ― いろいろ楽しめるハーフ&ハーフは良いですね!パスタの方は何が人気メニューなのでしょうか? ―谷代表― クラシックなトマトソースとバジリコのパスタや、カルボナーラ、スモークサーモン、ペペロンチーノなどはもちろん人気商品です。それ以外にも「ここにしかないものを食べたい」「ナポリの現地にあるようなものを食べたい」という方は“ラグージェノベーゼ”(ナポリのミートソース)や“ポルチーニのクリームソース”なんかが二大巨頭です。 ―森製麺工場スタッフ― ポルチーニのクリームソースでは弊社の生パスタを美味しくしていただいてありがとうございます。先ほど私たちも頂いたのですが、ポルチーニの旨味とほうれん草の甘味がとても美味しかったです!
―谷代表― 生パスタを使う前までは乾麺を使用していたのですが、ソースとの絡み方が全然違って、パスタとソースの相性がとても良かったので、メニューによっては御社(森製麺工場)の生パスタを使用しております。ランチでもディナーでも生パスタを使用したメニューは良く出るんですよ。 家では食べられないし、ランチセットの中でもプラス料金(+300円)を設定しているのですがそれでも良くオーダーをいただくので、それだけ価値があるのだなと思います。 ―森製麺工場スタッフ― そのように言っていただけて私たちも嬉しいです。ありがとうございます! お客様に美味しい料理、素敵なサービスを日々提供している谷さんですが、お店作りで大切にしていることはあるのでしょうか? ―谷代表― もちろん経営者として数字を管理したり、考えたりすることは大事なのですが、普段、現場では一旦数字のことなどはなしで考え、目の前のお客さんに集中するようにしています。 『相手の立場にたって考えると一番早く答えが出る』と創業者も言っていたのでそれは大事にしていますね。 ―森製麺工場スタッフ― お客様目線に寄り添うことで素敵なお店作りを行っているのですね。今後の展望などはありますでしょうか? ―谷代表― お店としては店舗を増やしていくというより、まずは今いるスタッフの育成に力を入れていきたいですね。2店舗合わせても実際にイタリアに行ったことのある人間が私しかいないので、スタッフにも本場の料理、雰囲気を体験してもらい料理人としての深みを出していってほしいです。 またそれが良い循環になると、(育成に力を入れている)良い企業だという印象も良くなり、高い意識や情熱を持った方が集まってきてくれると思うので、そこは強めていきたいですね。 ―森製麺工場スタッフ― なるほどですね。谷さんの経歴から店舗についてまで貴重な話をたくさん聞かせていただきありがとうございます。
ワインソムリエの資格も取得している谷代表。日々、お客様に美味しい料理、素敵なサービスを提供することを考え、従業員に対しても熱い気持ちをお持ちの素晴らしいお方でした。 この度は取材をお受けいただき誠にありがとうございました。
イルソーレロッソ様で使用している生パスタ“タリアテッレ”は当ショップでも購入することが可能です。 大阪に住んでいない為中々店舗に足を運べない方や、家でも本格的な生パスタが食べたい方など、是非一度ご購入してみてください!
【店舗情報】 イルソーレロッソ  〒542-0085  大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-4-14 燕京ビル2F TEL:050-5868-1913 営業時間:11:30 - 15:00(L.O. 14:30)17:30 - 22:00(L.O. 料理21:00 ドリンク21:30) 定休日:月曜日(祝日は営業)※月に2~4日不定休有り 2024.12.02. GOZU