フライトジャケット《MA-1》

歴史に残るALPHA社の不屈の名作 フライトジャケット《MA-1》 実際にALPHA社が生産した軍用ジャケットは 総計4,000万着以上にのぼる。 多くのパイロットやフライトクルーから 愛されたアルファが作るMA-1は 本物なのだ。 そんなALPHAに別注した ALPHA 史上最高クラスの暖かさの DOWN MA-1

最初、ALPHAとの別注の話が出た時、MA-1以外は考えられませんでした。 ただ、MA-1となればファッション界では定番中の定番。 様々な人気ブランドが出したり、かなり出来の良いヴィンテージのレプリカがあったり、世の中にかなり出回っている。 だから全く新しい角度からの、MOONLOIDならではのMA-1を別注したくてたどり着いたのが この”ALPHA史上最高クラスの暖かさ”のMA-1なのです。

一般的なMA-1に充填されるのはポリエステルの中綿。 だがこれにはダウンを充填。 しかもその充填量240g。 このMA-1に入る限界値。 様々なダウンウエアがあるがこれだけの量が充填されている物は多くない。 そして裏地は薄手のナイロン地にすることで、身体の熱を効率よくダウンへ取り込む。 これによりメーカー担当者お墨付きの ”ALPHA史上最高クラスの暖かさ” が実現しました。

裏地は米軍パイロットが着ていた レスキューオレンジではなく リバーシブルでも着やすいよう 80年代頃からグランドクルー(地上勤務要員)が着ていた同色のナイロン素材を採用。 同じ色でも印象は全然違う。 まるでダウンがパンパンのガチなダウンジャケットのよう。

ALPHA社のMA-1のジッパーには 光が反射しないよう塗装が施されているが、 MOONLOIDのコンセプトカラーである シルバーのエレメント、 ゴールドのスライダーとストッパーに変更。 現代に合った煌びやかな印象に。 もちろんシガレットポケットのジッパーもシルバー＆ゴールドに。

ハンドウォーマー(ポケット内)の生地をふわっと起毛感のある生地に変更。 そして裏地を同色にした分、ハンドウォーマーの生地をレスキューオレンジに変更。 MOONLOIDらしいちょっとした遊び心。

縫製時に出来る縫い縮み(シワ)。 元々は縫製トラブルだったものを逆手に取りデザインへと昇華したもの。 これもUSのMA-1の特徴的なディテール。 この別注のパッカリングは通常よりも やや強めにしてもらっている。