【Outer Selection Vol.1】肌寒い時期に即戦力のライトアウター

僕たちが住む北海道の道北地域は朝晩の冷え込みが激しくなってきました。ちなみに僕はもう自宅でストーブをつけてます（笑）。本州各地域もようやく残暑が落ち着いたようで、先日東京に出張に行った際にはライトアウターを羽織っている方を多く見かけました。 さて、今回紹介するのは肌寒さが増してくる秋〜初冬にかけて即戦力で活躍するライトアウター。着用の仕方によっては真冬でもいけるものもありますので、今後のお買い物の参考にしてみてくださいね。

まず紹介するのはDESCENT ALLTERRAIN（デサントオルテライン）より、HARD SHELL JACKET CREASです。ENTRANT(R) WINDTIGHT NYLON 3Lを採用したハードシェルは優れた防水透湿機能を有します。 別ブランドでこういう類のジャケットを所有していますが、防水透湿性は良いけどガサガサしてるし着心地はあまり良いとは言えませんでした。ところが、このCREASはしなやかで程よいハリ感となっており、特有のゴワつきが少ないんです。また、人の動きに合わせた立体的なパターンによって、活動時の身体の動きもスムーズ。 水沢ダウンでも採用されている独自のデュアルベンチレーションシステムやパラフードシステムなど、実用性に富んだギミックも備えています。 オルテラインらしい都会的でシュッとしたシルエットながら、身幅には程よくゆとりがあるのでレイヤードもしやすく、インナーダウンを中に挟めば真冬でも難なく対応できます！ より街着に特化し、レイヤードをそれほどせずとも保温性能を確保したモデル“EXP.”も今季から登場していますのでこちらも要チェック！！

NANGAより、難燃素材ヒノックリップストップ生地を使用したインナーダウンカーディガン。 ただ難燃なのではなく、摩耗や引き裂き強度も優れているのでアウトドアフィールドから街着まであらゆるシーンでタフに使っていただけます！ダウンには超撥水加工ダウン UDD DXを60g充填。防水ではないですが、羽毛に撥水加工をかけることによって、弱点である水に強いダウンになっています。 ノーカラー仕様はレイヤードを考慮したものとなっており、アウターとしてフーディーやハイネックのニットと合わせても、インナーとしてジャケットやコートの中に仕込んでも良しで非常に汎用性が高いです。 レディースモデルと2型ありますが、レディースは後ろ身頃が長く、サイドにジップ式のスリットが付けられています。 ベストタイプもありますので、自身のライフスタイルに合わせて選んでみてください。

米軍に長年に渡り、MA-1を納入していた実績をもつALPHAからMA-1ベストを２型。一着は薄手の中綿タイプでもう一着にはダウンを充填しています。今時期は羽織りとして使えますし、寒い時期にはインナーとして重ねたり、アウターの上に重ねたりと多様なレイヤードスタイルに応用できます。単なるファッションアイテムで完結せず、ミリタリーとしての無骨さもきちんと感じさせてくれるのは本物であるからこそ。男性でも女性でも、気兼ねなく取り入れやすいベストなのでお試しあれ。

最後はNANGA WHITE LABELからダウンカーディガン。こちらは『7〜8月の真夏以外着れるダウンアイテム』というコンセプトのもと生まれたアイテムです。単なるインナーダウンではなく、アウターとしても使い勝手が高い。今時期から初冬にかけては一枚着るだけで暖かいので他に何もいらないくらいです。やはり940FPのハンガリー産シルバーグースを52gも充填したダウンカーディガンは伊達じゃありません。 着るものに合わせてクルーネックとVネックをスナップボタンで容易に切り替えることができるのも嬉しいです。

紹介してきたどれもが長いシーズン着ることができるアイテムでコストパフォーマンスも優秀です。 気になったものがあれば、ぜひ早めに手に入れておくことをオススメいたします。 今後も秋冬におすすめのアウターをどんどんご紹介していきますのでお楽しみに！！