マルトスタム S33 来年発売100周年を迎えます
公開日:2025/03/27 更新日:2025/03/27イタリアのデザイナーズチェアでよく見かける脚の形に
キャンティレバーチェアがあります。
キャンティレバーというのは建築の構造の用語で、こんな風に片持ち梁構造だと後ろ側に脚がなくても支えられるのです。この建築の構造を椅子に用いた初めての建築家はマルトスタムだと言われています。
マルトスタムは1899年生まれのオランダの建築家です。
1926年に発表した「S33」というチェアが世界で初めてスチール製パイプのキャンチレバー構造チェアをマルトスタムがデザインしました。
来年で発売から100年になります!
スゴイ!
それでも今、尚、「S33」の愛好者がいて、一度のチェアをダイニングチェアとして使った方は
次もこのチェアに買い替えられる事が多いです。
うちのお客様も買い替えで「S33」や、アーム付きの「011」を選ばれる方が多いです。
買い替えといっても20年ぐらい使われて、革がたるみ過ぎたので買い替えるという状況です。
かなり、長持ちするチェアではあります。
mmisはマルトスタムのチェアをイタリアから直輸入しています。
質の良いリプロダクト商品となります。
直輸入という所から、革のカラーがブラック以外にもホワイトやベージュなど
他の家具に合わせてカラーオーダーも出来ます。
もう一つ、mmisでしかできないカラーオーダーがあります。
それはパイプ部分の塗装です。
こちらは有料になりますが+11,000円で塗装タイプができるなら
その方が更に他の家具に馴染みます。
マット仕上げの塗装なので、クロームのように磨く必要がなく、インテリアのバランスが整います。
最近では、ブラック塗装のチェスカチェアも人気で、これもmmisでしかないカラーとなっています。
チェスカチェアはマルセルブロイヤーの作品で、マルトスタムがS33を発売した2年後に発売されたと言われています。
イタリア製デザイナーズチェアをカスタマイズして使ってみたいという方には
私のお店がぴったりです。