Kartell ルナムソファのいい所５つ

ルナムはイタリア語で「月」という意味です。 月のような弓なりの形がベースになっているデザインで この曲線が意外にたくさん座れたり、顔が見える位置に座れたりと 単にデザイン性の問題だけでない、いい所が５つあります。 私は発売した年の夏に、カルテル東京で取材してきましたので そちらを思い出しながら、振り返ってみたいと思います。

ルナムソファは幅２Mと、イタリア製のソファとしてはコンパクトサイズですが アーム部分がないようなでザインになっているので座面がフルに使えるので 意外とたくさんで座る事ができます。４~５人座れるから驚き！ お客様が来た時などにもみんなソファにご案内できますね。 そんなに目一杯で座らなくても、座面に余裕があるという事は 気持ちにも余裕が出てきます。

今のデザイナーで絶賛活躍中のデザイナー、パトリシア・ウルキオラのデザインなので 見てるだけで美しく優しい気持ちになるデザインです。 ウルキオラのデザインは女性的で、かわいらしいのが特徴。ソファは座ったり寝そべったりするだけじゃなくて、目にも入って来るインテリアの大きめの要素ですから、見ていて気持ちの良いデザインである事は、必要ですからね。

内側に弓なりになっている事で自然と隣にすわっている人の気配が見やすくなっています。 直線的な配置よりも、自然なカーブ上に居る方が人は友好関係を築けるらしいです。 顔も見たくない人とは同じソファにはあまり座らないと思います。 だから、コミュニケーションを取りやすい形状のソファの方が、良い雰囲気を作る事は間違いないです。 なので、顔も見たくない人とリビングを共にする可能性のある方は、ルナムソファはお勧めしません。

ルナムソファのカラー展開は全部で６色ですが、実は、日本で在庫していてカルテル自体が推しのカラーはホワイトなんです。 もちろん他のカラーのオーダーもできますが、イタリア取寄せという事になります。 4-5ヶ月後にお届けというタイミングになります。 えーっ、ホワイトって汚れそうーーー と、思ったのは私だけじゃないはず。 私も取材中に雄叫びましたが、実はそれを待っていたかのようにこちらの生地についての説明がありました。 まず、この生地は生地自体が厚みを持ち、撚った糸が立体的にみせる生地です。 その為、まず汚れがシミになりにくいのと、あと、繊維自体が強く（マーティンディール60,000）という聞いた事もない単位ですが、とにかく強い糸なのです。 考えてみてください。欧米では靴のままソファに座ったり乗っかったりする事もありますよね。それでも強い生地が使われているというのは、当たり前と言えば当たり前の話ですよね。 更に、このソファはカバーリングになっていて取り外して洗濯ができます。 カバーリングのソファって洗った後、元に戻す時、難しいという場合がありますが 生地に厚みがあるのでぴったりとフィットしやすいのも特徴です。

ルナムソファは金属製の堅牢な脚で支えられています。 高さも10cmほど空いているので、掃除もしやすく、ソファの下が清潔に保てます。 女性がデザイナーであるためか、清潔に保てるという点も意識の高いソファになっているのです。 ソファで物を食べないで！とお母さんに注意されたことはありませんか？ ソファに食べこぼしがあるのはとても嫌な事です。 清潔にできるソファで思いっ切り食べて飲んで楽しみたいものです。