丸い収納ってどうなの？

Kartellのコンポニビリは発売されて66年。 カルテルの創始者、ジュリオ・カステッリの妻、アンナ・カスッテリ・フェリエーリのデザインによるもので、この丸い形の収納は、コピー商品はあっても、類似品はまだ出てきていないという驚異の収納家具です。 丸く開かれた穴に手を引っ掛けて引き戸を開け閉めするという、日本の障子を思わせるデザインは、日本でもこんなにロングセラーになりました。 ただ、丸い収納ってどうなの？と、できれば出し入れがスムーズで容量もたくさん入るといいと思っている私には、長年、疑問中の疑問の商品でした。 急に購入を考えたのは、好きなユーチュバーが私の店で買ってくれて、使ってるところがYouTubeにUPされたという事で、めちゃめちゃ親近感が湧いたわけです。 左下のコンポニビリスマイル。 言ってる事は尖ってますが、彼は赤ちゃんが生まれてこのおむつ替えの台の下でコンポニビリを何に使うつもりなのでしょうか？ たぶん、赤ちゃんグッズを入れると思います。 これを見て、私はコンポニビリスマイルを買わずにはいられなくなった。 その日、家庭菜園で育てたきゅうりが大きくなりすぎて１本もらったので、そちらを収納しながら持ち帰る事にしました。（収納しきれてませんが） 私はベッドサイドに置いて、下着や靴下を入れて使いました。 いわゆる衣類用に使ったのです。 コンポニビリの見つめる先には その結果、コンポニビリに下着や靴下をそのまま入れると、探しずらいし出しずらい。 なので、中にボックスを入れて仕切りを作った方がいいと思いました。 それでも、お蔵入りしないでベッドサイドに置いているのは、天板がベッドサイドテーブルとして重宝したからです。 これはベッドサイドに散らばるもの、ケータイ、充電器、めがね、体温計などを置いておくのにちょうどいいサイズでした。 そして下には下着が入ってる。 私の睡眠前後のセットをまとめ上げてくれるのにちょうどいいのです。 さらに、この、シンプルなのに誰もが魅かれるデザインがベッドサイドにあるだけで 自分が好きになれます。肯定的な気持ちで睡眠に導入すると質の高い睡眠が取れます。 ひいては、人生が爆上がりします。 丸い収納がどうのこうのと思っていた自分に公開しながら、今日もコンポニビリと眠りに就くのでした。