私がミナペルホネンのデザイナー皆川昭さんのトークショーへ行ったのは今から9年前の2016年11月の事です。
今はない、青山のシボネというお店で、家具デザイナーとのコラボでファブリックの発表会を兼ねたトークショーでした。
割と、少人数で、皆川明さんは、なんでもお気軽にご質問してくださいと言われましたが
少し暗めのオーラが強すぎて、今思えば、北欧独特の暗く強いエキセントリックなオーラだったのですが、とても気軽にはなしかけられる状態ではありませんでした。
それで私はこっそり離席した皆川さんのステージ裏にまわって写真を撮ったりしたのですが
その日の私はとても怯えていたのを覚えています。
今でも私はフィンランドとか北欧の人たちの気質がちょっと怖いという印象があるのですが
まさに、それでした。
裏側に回って、こんな写真こっそり撮る私の方がよっぽど暗い感じもしますが
その夜の皆川さんは、なんでもしていいとおっしゃっていたので
好きなようにさせてもらいました。
このパッチワークと、パッチワークの上に、代表的な模様のタンバリンの刺繍がしてあるクッションカバーがメインの発表された作品でした。
あっこの椅子は手前の外国人デザイナーの作品です。
パッチワークと刺繍という手間のかかったクッションカバーだったのでお値段もそこそこしてましたが
とても質の良いものでした。
これが私の皆川明という人の第一印象です。