近視・近眼の人はプールで必携・度付きスイムゴーグル
公開日:2024/12/16 更新日:2024/12/20皆さんは普段メガネをしていますか?それともコンタクトレンズを使っていますか?
視力にもよりますが、普段メガネを使っている人にとって、裸眼だと他の人や壁への距離が分かりにくいのは危ないですよね。
それがプールだと、ゴーグルをするからメガネを外さなければいけません。
「じゃあ、コンタクトレンズで・・・」
と言いたくなる所ですが、プールではコンタクトを使わなずに度付きレンズを使いましょう。今回は度付きレンズについて記事を書いていきます。
「スイムゴーグル を使うからコンタクトレンズで良いのでは?」
いえ、そんなことはありません。
これはコンタクトレンズで有名なアキュビューさんのHPに理由が記載してありましたので、そちらをご案内します。
プールではコンタクトレンズをはずしたほうがいい?
プールでコンタクトレンズを使うことの是非は意外と知られていません。「ゴーグルをすればOK」「ウォーキングだけだから大丈夫」と考えている人も多いようです。しかし、ゴーグルをつけていても、水中に潜らなくても、思いがけず目に水が入ってくる可能性があります。大切な目を守るために、プールではコンタクトレンズをはずしましょう。
プールでコンタクトレンズをはずすべき理由
コンタクトレンズを装用したままプールに入ると、さまざまなリスクがあります。
◆レンズが変形する可能性がある
ソフトコンタクトレンズの場合、水を含む素材でできています。ソフトコンタクトレンズに含まれる水分とプールの水では、浸透圧が異なります。そのため、レンズにプールの水が付着すると、浸透圧の差によってレンズが変形する可能性があります。
◆感染症リスクが高まる
プールの水は十分に消毒されていますが、細菌やアメーバがいる可能性も否定できません。コンタクトレンズを装用すると、涙による自浄作用が低下するため、プールの水を介して雑菌が目に入ったときに、感染症にかかるリスクが高まってしまいます。
度付きスイムゴーグル というと、メガネを購入する感覚だし、専門的な商品と考えると高いのかな?と予想しますよね。
実際は2500円〜3500円ぐらいで良質な度付きスイムゴーグル が購入できます。
この価格、通常の品質が高いゴーグルと比べても少し高い程度です。
これ生産背景を知っていると、実は凄いお値打ちな価格帯です。
普通のゴーグルは1つの型を作って、そこから成形していくのですが、
度付きレンズは度数の数だけ型が必要のため、例えばこのゴーグルだと、型を12個も作っていることになります。
それだけ初期投資がかかっているため、本来であれば沢山売るか、とても高くするかのどちらかをしなければなりません。
ただ、こういったゴーグルは、長く販売できるように商品化することで価格もお値打ちになり、多くの方が愛用できるようになっています。
<視力と度数は違う>
健康診断や運転免許の取得・更新の際に測定するのが視力です。「1.2」や「0.8」などといった数値で表されるものです。
視力が「0.1」でも、度数が「-1.5」の人もいれば、「-3.0」の人もいます。
視力から度数を正確に導き出すことはできません。大まかな度数は、店頭のサンプルレンズで知ることができますが、正確な度数に関しては眼科医、眼鏡店で調べる必要があります。
<使い捨てコンタクトレンズをご使用の方>
は、コンタクトレンズの度数を表すPWRまたはD(メーカーにより表記が異なります)の数字から選ぶことができます。
「-」(マイナス)が禁止「+」(プラス)が遠視の度数を表します。数字が大きいほど度数が強くなります。水中では屈折率の関係で、約1.33倍大きく見えますので、ご使用のコンタクトレンズの度数より-0.5から-1.0ほど弱いものを選ばれる事をおすすめします。
※ミラーレンズとは、外から見えないようにミラー加工が施されているレンズの事です。集中できる、光を遮りやすいなどのメリットがあります。
大人用のスイムゴーグルでも、鼻ベルトを小さいものに交換すれば、お子さま(小学3,4年生以上が目安)も使えます。