母の日ですが、実はアメリカで生まれたもの。
アメリカのウエストバージニア州出身アンナ・ジャービスさんが1908年に亡き母をしのんで教会で追悼式を行ったことが由来とされています。
追悼式では、参列者に亡き母が好きだった白いカーネーションが配られたと言われています。そこからカーネーションを贈る風習に繋がりました。
母のアン・ジャービスさんは公衆衛生の向上などによって乳児死亡率を低減させる活動をしたり、戦争中は敵味方に関係なく負傷兵を看護したりと社会活動家だったため、アンの功績や母に感謝する会への働きかけが共感を呼び、徐々に広まっていったのです。
1914年にウッドロウ・ウィルソン大統領が5月の第2日曜日を正式に「母の日」として制定しました。
その後、世界各国でもこの風習が広がり、日本にも母の日が5月の第2日曜日で定着しました。